プロ野球選手のコロナ感染にKリーグも危機感…シーズン中断の可能性はあるのか

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韓国プロ野球選手の新型コロナ感染にKリーグも危機感を強めている。

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大田(テジョン)市は、去る8月29日に新型コロナ検査を受けた韓国プロ野球ハンファ・イーグルスの投手シン・ジョンラク(33)が陽性判定を受けたことを発表した。

国内プロスポーツ選手の感染発覚は今回が初の事例なだけに、Kリーグも状況を注意深く見守っている。

韓国プロサッカー連盟のイ・ジョングォン広報チーム長は9月1日、本紙『スポーツソウル』との電話インタビューに応じ、「シン・ジョンラク選手の感染経路と動線、リーグ内の拡散有無を確認中」と伝えた。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)FCソウルのキ・ソンヨン(左)と蔚山現代FCのイ・チョンヨン

「複数人の感染が同時多発的に発生した場合は…」

以下、イ・ジョングォン広報チーム長との一問一答。

―韓国プロ野球で国内プロスポーツ選手として初めて新型コロナウイルス感染者が発覚したが、Kリーグの対応は?

陽性判定を受けた(シン・ジョンラク)選手の感染経路と動線、リーグ内の拡散有無などを注意深く見守っている。今後、事案を整理して各クラブと事例共有を行う予定だ。これを機に、選手たちの感染及び拡散予防に万全を期する。

―マニュアル強化など、具体的な措置は?

マニュアルはこれまでもアップデートを続けて来ていたが、今回の事案に示唆点があるかどうかを検討し、今後補完するか判断する。先週、政府の防疫指針に合わせて各クラブに“12種ハイリスク施設(居酒屋など)”への出入り統制を徹底的に要請する公文書を送った。12種ハイリスク施設への出入りが摘発された場合、懲戒事案にあたるという内容だ。

―Kリーグの選手内部で感染者が発覚した場合、リーグ進行はどうなるのか?

準備されたマニュアルに基づく。感染者が発覚したチームは少なくとも2週間は試合を延期する。感染者との濃厚接触者と分類された人は、陰性判定であっても2週間の自宅隔離をしなければならないという防疫指針を考慮したものだ。

また、感染者に対する疫学調査の結果、観戦した以降に該当チームと試合を行っていたチームがあれば、そのチームの試合も2週間延期される(“感染者と試合をした”ということは、濃厚接触に分類される可能性が高いため)。

―リーグ中断の可能性は?

感染者所属チームや接触があったチームの試合のみ2週間延期することが原則ではあるが、複数人の感染が同時多発的に発生した場合はリーグ中断も可能だ。リーグの日程調整や中断は、理事会の議決を経なくても連盟事務局レベルで決定できる。今年4月の理事会で胃にされた状態だ。

選手以外にクラブ職員などが陽性判定を受けた場合は日程を延期しない。ただ、陽性判定を受けたクラブ職員がいた場合は選手に対しても直ちに選別検査を行わなければならない。選手に対する検査の結果、陽性が出れば再びマニュアル通り2週間の試合日程を延期することになるだろう。

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