キム・セヨン(27)が7カ月ぶりに復帰した米国女子ツアー(LPGA)で好成績を収めた。
8月28日から30日にかけて行われた「ウォルマート NW アーカンソー選手権」で、キム・セヨンが通算15アンダーの「198」を記録し、5位タイでフィニッシュした。
7位タイ入賞の「ダイヤモンドリゾート トーナメントofチャンピオンズ」(1月16~19日)、5位入賞の「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」(1月23~26日)と今年1月に2大会を戦って以降、新型コロナウイルス感染症の影響で韓国に滞在していたキム・セヨン。
7カ月ぶり復帰戦となった今大会では優勝こそ惜しくも逃したものの、3大会連続となるトップ10入りを果たすことができた。
キム・セヨンは、2ラウンド終了時点で首位に立っていたアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と3打差の2位で最終ラウンドに臨んだ。しかし、5バーディ、2ボギーで3打減らした後に迎えた16番ホール(パー4)でダブルボギーを献上してしまい、その時点で優勝争いから離脱してしまう。最終ホールこそバーディで終えたが、挽回するまでには至らなかった。
キム・セヨンは4日間で平均282ヤードのドライバーショットを放ち、87%と高いグリーンオン率を叩き出した。ただ、最終ラウンドでの予期せぬパッティングミスなど、集中力不足が今後の課題として残った。
一方、“ゴルフ女帝”パク・インビ(32)も通算14アンダーの「199」を記録して7位タイでフィニッシュし、2013年大会優勝者としての底力を見せつけた。彼女も米国女子ツアー復帰以降は2大会連続で5位以内にランクインするなど、ここまで安定的なパフォーマンスを続けている。
前へ
次へ