今夏にルビン・カザンへ加入した韓国代表MFファン・インボム(23)がロシア初ゴールを決めた。
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8月27日(日本時間)、ルビン・カザンの本拠地カザン・アリーナでロシア・プレミアリーグ第5節のFCウファ戦が行われた。背番号6番を付けたファン・インボムは、ベンチからのスタートになった。
そして、前半を0-0で終えた後、ハーフタイムで先発のオレグ・シャトフ(30)に代わり、ピッチに投入された。
すると、交代からわずか1分余りでファン・インボムが起用に応えた。
後半2分、ジョルジェ・デスポトヴィッチ(28)のシュートが相手に当たって浮き球になると、ペナルティエリア内にいたファン・インボムが即座に反応して右足でボレーシュートを放った。滑りながらではあったが、緩やかなカーブがかかったシュートには相手GKも届かず、ボールはゴールネットに吸い込まれた。
米メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスからルビン・カザンに移籍したファン・インボムは、去る8月23日のCSKAモスクワ戦で後半34分から途中出場し、約10分間プレーした。出場時間こそ短かったものの、デビュー戦ながら簡潔なパスと機敏な身のこなしで優れたテクニックを見せつけた。そして今回、2試合目にして得点に成功できた。
ルビン・カザンはファン・インボムの先制点後、デニス・マカロフ(22)の2ゴールを追加し3-0と完勝した。
開幕から3試合未勝利(1分2敗)の不振に悩まされていたルビン・カザンだったが、ファン・インボム合流以降は2連勝に成功。ここまで勝ち点7を記録し、16チーム中10位につけている。
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