バルセロナに退団意思を伝えたリオネル・メッシの移籍先はどこだろうか。
メッシ退団意思のニュースが報じられて間もなく、世界各地で彼の移籍先が注目された。
特に、主要なブックメーカーでもメッシの移籍先候補が予想された。それほど、爆発的な関心が寄せられているという意味だろう。
8月26日9時時点でイギリスのブックメーカー『Betfair』で提示された最も高い可能性は「移籍しない」で、1.9倍の配当率が策定された。今は移籍説が取りざたされているとはいえ、結局は残留するとの見通しだ。
移籍する場合の新天地の最有力候補にはマンチェスター・シティが挙げられ、配当率は2.8倍とされた。次点には、インテルやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン、チェルシーなど、欧州主要ビッグクラブがならんだ。
候補の6番目には、メッシの故郷であるアルゼンチン移籍が挙げられた。『Betfair』はクラブを特定せず、「とあるアルゼンチンクラブ(Any Argentinian Club)」として21倍の配当率を策定した。精神的に疲弊したメッシが母国で晩年を過ごす可能性を示したのだ。そのほか、米メジャーリーグサッカー(MLS)移籍にも34倍の配当率が策定された。
さらには、中東や中国などへの移籍も予想に含まれた。『Betfair』はカタールのアル・サッドに36倍の配当率を策定し、中国移籍の配当率は61倍とした。
アジア移籍の可能性は大きくないものの、仮に実現された場合にはアジア・チャンピオンズリーグでメッシの姿を見られるかもしれない。
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