チョン・インジ
キム・ヒョージュがアメリカに渡るのと入れ替わるように、2015年に韓国で大爆発したのがチョン・インジだ。
まず、KLPGAツアーでは最多勝(国内メジャー2勝含む5勝)、賞金女王(9億1376万833ウォン)、最少ストローク、ゴルフ記者たちが選ぶ“ベスト・プレーヤートロフィー”、そして年間MVPを受賞した。
この年、海外では日本ツアー初出場でいきなりワールドレディスサロンパスカップ優勝。7月には全米女子オープンに初出場・初優勝。10月には日本女子オープンも制した。日米でいきなりメジャー大会を制してしまったのだ。
ちなみに、彼女の韓国ツアー初優勝が2013年の韓国女子オープンだったこともあって、韓国国内では「韓米日メジャー大会“三国統一”」と騒がれているほとだ。
そして2016年からアメリカへ。いきなりエビアン選手権を制するなどLPGAツアー1年目から結果を残すが、2017年は未勝利。ただ、2018年はKEBハナ銀行チャンピオンシップを制して、復調の兆しが見え始めている。
パク・ソンヒョン
2015年に才能開花させた、“韓国女子ゴルフ界期待の次世代エース”とされるパク・ソンヒョン。2015年に韓国女子オープンでプロ初優勝をメジャー制覇で飾ると、その年に3勝を挙げてトップ選手の仲間入りをした。
翌2016年には7勝を飾って賞金女王に輝くと、2017年からアメリカへ。全米女子オープンやLPGAカナダ・パシフィック女子オープンを制し、2018年にはテキサスLPGAシュートアウト、KPMG女子PGA選手権、インディ女子インテック選手権と3勝を飾り、アメリカでも安定した強さを発揮している。
最後を飾るのはアメリカ生活が長い“太極娘子”のベテランたち!!