昨年7月、イタリア・セリエAのユベントスが訪韓してチームKリーグと親善試合を行った際に起きた “ロナウド欠場騒動”と関連し、警察捜査が一時中断となった。
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ソウル水西(スソ)警察署は8月20日、詐欺容疑で告訴・告発された主催のTHE FESTA社、またユベントスとクリスティアーノ・ロナウドに対し、去る7月31日に“捜査暫定保留”の意見で検察に送致したことを明らかにした。
また、同時に告訴された韓国プロサッカー連盟とチケット販売会社Ticketlinkについては疑いが無いと判断し、不起訴意見で検察に送致した。
一方、THE FESTA社が試合当時、不法賭博サイトの広告を電光掲示板などに掲示し、国民体育振興法に違反した疑いについては、起訴意見で送致された。
ソウル水西警察署は今年1月、イタリア司法当局に捜査協力を要請していた。
しかし、約半年経っても先方から関連資料が送られてこなかったことから、国民体育振興法違反の容疑のみを先に送致したという。イタリア側から資料が届き次第、捜査は再開される方針のようだ。
親善試合当時、ロナウドは少なくとも45分以上出場すると約束して来韓したが、最後まで試合に出場しなかったため、サッカーファンの怒りを買った。ユベントスのマウリツィオ・サッリ監督は試合後、ロナウドが筋肉に問題が生じたため、試合前日に欠場を決めたと理由を説明した。
だが、ロナウドのプレーを楽しみにしていたファンが怒りを爆発させたことで、“ロナウド欠場騒動”が巻き起こっていた。
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