韓国野球委員会(KBO)が、観客入場の許容範囲を30%まで拡大する。
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KBOは8月7日、政府のプロスポーツ観客入場許容拡大発表に伴い、来る11日から観客入場を最大30%まで拡大することを発表した。
韓国プロ野球は、去る5月5日の開幕以降、約3カ月の間、無観客で試合を開催してきた。その間にもKBOは「新型コロナ対応3次統合マニュアル」を基盤に、安全な観戦のための細部指針を用意するなど徹底的な準備を行ってきた。
その結果、先月26日から「各球場の収容可能人数の10%以内」と制限を定め、観客入場が認められるようになった。以後、さらに徹底強化された防疫指針が順守されたことで、11日から最大30%までの観客入場が可能となった。
KBOと全10球団は政府の観客入場拡大の決定に歓迎の意を表し、これまで不満を唱えることなく防疫指針と徹底遵守してくれたファンに対し深く感謝の意を伝えた。
最大30%の入場拡大を受け、KBOと10球団は社会的距離を確保した座席配置や入場動線などの安全管理指針をすでに樹立しており、シミュレーションによる点検も終えた。
許容可能な観客数は最大30%ではあるが、防疫指針を遵守した感染秩序が安定的に維持されるまで、しばらくは各球場別に20%台前半や中盤の規模で運営される予定だ。
韓国プロ野球は、新型コロナ感染予防に向けた模範的な取り組みによって開幕前から国内外で注目を集めてきた。統合マニュアルは米MLBや日本プロ野球、欧州各国のサッカーリーグからも提供を要請され、ベンチマーキングの事例として活用もされた。
また、観客入場解禁後も、観客の積極的な協力と各球団の防疫管理努力の中で、防疫指針が模範的に守られてきた。
観客数が最大30%まで拡大されたことで、KBOと各球団はより安全な観戦のための徹底した社会的距離の確保、入場及び退場動線の厳格管理、発声による応援の制限など、防疫指針をさらに厳しく管理する計画だ。
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