韓国Kリーグは最近、「10%」の制限付きで有観客試合が再開された。
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そのなかで、元札幌GKク・ソンユン(26)らが所属する大邱(テグ)FCの本拠地DGB大邱銀行パークが、し烈なチケット獲得競争を生み出している。
2019年に開場されたDGB大邱銀行パークは座席数1万2419席とリーグ内で最も小規模なスタジアムだが、昨シーズンは9度のチケット完売を記録。Kリーグに興行の熱風を巻き起こした。
何より、「Kリーグもチケットを予約しなければ試合を観られない」という文化を定着させたことが大きかった。
そして今回、ようやく観客を迎え入れられるDGB大邱銀行パークはその人気度の高さを予約販売の時点で見せつけた。
大邱は来る8日にホームで行われる全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータース戦を控え、去る1日午後2時に予約販売をスタート。
すると、開始からわずか2分で全1200席のチケットが完売されたという。
大邱関係者は「昨年最も早く完売を記録した際は、オープンから2時間半程度だったと記憶している。大半の試合は予約販売スタート当日に完売となった」とし、「今回は総収容人数の10%にあたる1200席しか入場できないことから、競争率が高まったものとみられる。予想よりはるかに早く完売した」と説明した。
一方、あまりにチケットの競争率が高いことから、試合当日やオンライン上での転売行為を懸念する声も出ている。これに対し、大邱側は持続的なモニタリングを通じて根絶を目指す。
関係者は「転売行為が発生するのを防ぐため、IDあたりのチケット購入を4枚までに制限した。これまで、得意な動きや異常なチケット購入のケースは出ていない」と明かしている。
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