かつてジェフユナイテッド市原や京都パープルサンガ、ジュビロ磐田でプレーした元韓国代表ストライカーのチェ・ヨンスが、成績不振の責任を負ってFCソウルの監督を辞任した。7月30日、クラブが報道資料を通じて発表した。
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今シーズンのソウルは極度の不振に陥っている。KリーグとFAカップを合わせた直近12試合では1勝2分9敗。この間、一試合当たり約3点に迫る31失点も記録した。“自動ドア守備”との汚名も付けられた選手たちの自信喪失、集中力低下は明らかだった。
選手をリードすべきはずのチェ・ヨンスも自信を失っているようだった。
去る7月29日に行われたFAカップのベスト8では浦項スティーラースに1-5と惨敗。試合後、チェ・ヨンスは「どんな言い訳もしたくない。私の至らなさから出たものだ。ファンと選手に対し申し訳ない気持ちが先走る」と明かしていた。
チェ・ヨンスが監督の座を退いたソウルは現在、「次期監督は未定」と明かしている。
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