女子バレーの“女帝”キム・ヨンギョンがチームの公開練習に参加「髪も切った」

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「現在のコンディションは50%、KOVOカップ出場は未定だ」

キム・ヨンギョンは7月29日、京畿道・龍仁(ヨンイン)で行われたメディアデーで公開トレーニングを消化した。

【写真】キム・ヨンギョンの同僚、韓国代表の“美人セッター”とは

7月14日からチームに合流したキム・ヨンギョンのコンディションは、上昇軌道に乗ったようだった。キム・ヨンギョンは「チームに合流し、トレーニングを開始してから3週間ほど経った。(パク・ミヒ)監督の配慮でコンディションを上げるために1~2週間を使った。ボールを使った練習は今週から参加している」とし、「現在のコンディションは50%ほど。監督が配慮してくれているので、最大限に引き上げられるようにする」と述べた。

キム・ヨンギョン合流の効果とは?

来る8月30日からは、韓国バレーボール連盟(KOVO)カップが開かれる。キム・ヨンギョンは「出場するかどうかについては、わからない。コンディションに応じて、監督と相談して決定しなければならない」と述べた。

キム・ヨンギョンの合流で興国生命ピンクスパイダーズは、強力な優勝候補に挙げられている。

公開練習に参加したキム・ヨンギョン(左から2番目)

パク・ミヒ監督は「毎シーズン同じだが、たくさん勝てるように努力する」とし、「周囲の期待と同じくらいプレッシャーもあるが、選手たちが勝ち抜くことを信じる。優勝のプレッシャーが加わった」と述べた。キャプテンのキム・ミヨンも「たくさんの期待があるだけに、それに応えたい」と付け加えた。

特にキム・ミヨンは、キム・ヨンギョンの合流で変わったチームの雰囲気を伝えたりもした。

彼女は「キム・ヨンギョンはムードメーカー」とし、「口が休まない」と笑った。その一方で「キャプテンの言葉を一番良く聞いてくれるようだ」と続け、「“核爆弾”のようなムードメーカーはイ・ダヨン。練習が始まると、すごく活発になる。周りの人の気分を良くする」と明かした。

去る2009年に日本に進出し、その後もトルコや中国など海外でプレーしたキム・ヨンギョンは、11年ぶりに興国生命ピンクスパイダーズに復帰した。久しぶりのVリーグ復帰で、彼女は新鮮な思いで2020-2021シーズンの準備をしている。

8月に開かれるKOVOカップに出場するかどうかは未知数だが、キム・ヨンギョンのコンディションは着実に上昇している。

記者会見で笑顔を見せたキム・ヨンギョン

以下、キム・ヨンギョンの一問一答。

―現在のコンディションはどうか。

チームに合流して練習を始めてから3週間ほど経った。監督の配慮で、コンディションを引き上げるのに1~2週間を使った。ボールを使った練習は今週から参加している。パーセンテージにすると50%で、半分くらい上がってきた。監督が配慮してくれているので、最大限に引き上げられるようにする。

―8月末のKOVOカップに出場できるか。

現在50%だから、出場するかどうかについてはわからない。コンディションに応じて、監督と相談し、決定しなければならないようだ。

―ボールの違いは感じるか。

Vリーグ公式球を初めて触ってみると、レシーブが難しかった。早く適応しなければいけないようだ。

―歳の差のある後輩と過ごすうえで、近づき難い部分はあるか。

初めて見る選手も何人かいて、名前を覚えるのに苦労した。今は名前も覚えて、自分から話しかけている。若い選手たちも親しくしている。ご飯を食べるときは主導的に会話をして、私がいないと寂しいという話も出ていて、気持ちよく生活している。

キム・ヨンギョン

―東京五輪の目標をベスト8と定めた。オリンピックを控えた覚悟は?

まだオリンピックの話をするには、早いと感じる。KOVOカップもあり、正規リーグ、チャンピオン決定戦もある。一段階、一段階、準備するプロセスを踏む必要がある。オリンピックではベスト8、ベスト4、決勝と上がっていけるように準備する。

―ヘアスタイルが変わった。

切りたくて切った。韓国では美容院に行ける時間が増えた。海外では美容院に行けず、髪が長かった。変化を与えたくて伸ばした。

―今シーズンの目標は?

まず、統合優勝(リーグ優勝+チャンピオン決定戦制覇)。2番目はトリプルクラウン(1試合でバックアタック、サーブ得点、ブロッキング各3本以上)をしたい。3番目に、監督の話をよく聞くようにする。

―復帰段階からスポットライトを浴びている。

私はじめ、イ・ジェヨン、イ・ダヨンにフォーカスが集まっていて心配になる。チームスポーツだから他の選手たちと支え合うバレーボールをすべきなのに、私たちが関心を多く受けているため負担もある。チームにとって大丈夫かと、心配する部分もある。

多くの選手が頑張っていて、自分の役割を果たすために準備しており、十分に果たすことができる。選手たちに悩みがあれば、自分が解決しようと努力したい。とにかく統合優勝できるように、熱心に準備する。

キム・ヨンギョン(左)とイ・ジェヨン

―年俸が大きく減ったが…。

もらっていた年俸より少ない金額だが、ある程度知っていたので驚くことはなかった。ただ通帳を見ながらゼロがもう1つあったらいいのにとは思ったりした。イ・ジェヨン、イ・ダヨンの年俸が多いので、おいしいものをおごってと話している状態だ。彼女たちからおいしいものを食べさせてもらえるようにする。

―トリプルクラウンの賞金をどう使いたいか。

100万ウォン(約10万円)、それほど大きな金額ではないが、選手たちとカフェに頻繁に行くので、コーヒーを買うことにする。まずはトリプルクラウンから狙いたい。

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