女子ゴルフの新旧世界1位が韓国の済州(チェジュ)島で激突する。
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韓国女子ツアー(KLPGA)の国内第9戦「済州サンダースマスターズ」(賞金総額8億ウォン=約8000万円)が、来る7月30日から8月2日にかけて行われる。
去る5月の再開から引き続き無観客で開催される今大会には、日米で活躍する選手が多数出場。
イ・ボミ(31)やイ・ミニョン(28)、ぺ・ソンウ(26)ら日本女子ツアー(JLPGA)勢のほか、ユ・ソヨン(30)やイ・ジョンウン6(24)、キム・ヒョージュ(25)、さらにはコ・ジンヨン(25)にパク・インビ(32)といった米国女子ツアー(LPGA)勢も顔をそろえた。
なかでも、パク・インビとコ・ジンヨンの“新旧世界1位対決”に注目が集まる。
パク・インビは今年2月の米国女子ツアー「オーストラリア女子オープン」での優勝以来、約5カ月ぶりに活動を再開させる。
韓国女子ツアーがシーズンを再開させてからすでに8つの大会が開催されてきたが、パク・インビが国内大会に出場するのは今回が初。これまでの長い休息期間を終え、実戦でどれだけ感覚を取り戻せるかがポイントとなる。
彼女は来月に行われる米国女子ツアー「AIG全英女子オープン」へ出場予定だ。今大会の結果次第では、2015年以来の1シーズンでのメジャー大会2勝も夢ではない。
対する現世界ランキング1位のコ・ジンヨンは、約1カ月ぶりとなる今シーズン3回目の韓国女子ツアー出場。
6月から国内大会に加勢して以降、初大会の「第10回ロッテ・カンタータ女子オープン」こそ45位タイにとどまったものの、続く「起亜自動車・第34回韓国女子オープン」では6位に順位を押し上げ、トップ10入りを果たした。とはいえ、彼女にとって満足できる結果ではないだろう。
コ・ジンヨンは米国女子ツアーに進出する以前、2017年の「済州サンダースマスターズ」で優勝トロフィーを掲げていた。
それだけに、トップランカーが大挙して出場する今大会で再び優勝できれば、世界ランキングの順位固めにもポジティブな効果をもたらせるはずだ。
そのほか、「起亜自動車・第34回韓国女子オープン」優勝者ユ・ソヨン、「第10回ロッテ・カンタータ女子オープン」優勝者キム・ヒョージュ、昨シーズンの米国女子ツアー新人王イ・ジョンウン6らも出撃準備を終えた。
海外勢にも劣らない実力を備える国内組にも注目だ。
昨シーズンの同大会に主催者推薦として出場し、優勝をかっさらったユ・ヘラン(19)は、ディフェンディングチャンピオンとしてタイトル防衛に挑戦する。
また、今シーズン唯一2勝を挙げ賞金ランキング1位に躍り出たパク・ヒョンギョン(20)、大賞ポイント1位及び賞金ランキング2位のイ・ソヨン(23)、昨シーズンの“6冠女王”チェ・ヘジン(20)らが、プライドをかけて大会に臨む。
ハイレベルな優勝争いが予想される今大会、優勝トロフィーは誰の手に渡ることになるだろうか。
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