韓国プロサッカー連盟が、来月1日より実施されるKリーグの観客入場に先立ち、細部のガイドラインを公開した。
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これまで、Kリーグの「新型コロナ対応マニュアル」では選手内部で感染者が発覚された場合を想定した指針が示されていたが、無観客で試合が行われてきたこともあり、“観客の感染発覚”に関する基準が無かった。
ただ今回、韓国プロサッカー連盟は有観客試合の実施以後、仮に観客内の感染者が後日発覚されてもリーグを中断しない方針を示した。関係者は「観客の中に感染者が発覚すれば隔離措置となるが、リーグ進行は止まらない」と明らかにした。
すでに今年2月、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージの水原三星ブルーウィングス対ヴィッセル神戸が行われた水原ワールドカップ競技場で感染者が訪れた事実が確認された。
だが、試合後数日が経過し、感染者の動線を通じて明らかになった事実であることから、スタジアムの消毒と防疫以外にはこれといった措置が取られなかった。
各スタジアムに設けられたスカイボックス(飲食物が提供される高級観戦席)は、収容人数の50%のみ入場可能となる。本来ならスカイボックスでは食事を楽しむケースが多いが、当面は飲料のみの利用に制限される。
さらには、すべてのスタジアムでアウェー席を閉鎖することも決まった。アウェーファンが団体で長距離移動することを最小限抑えるための措置だ。
ただ、関係者は「アウェーファンの入場を阻むことはできない。スタジアム入場後、アウェーチームのユニホームを着たり応援したりするのは構わない」と述べている。
また、有観客試合では拡声器など飛沫の拡散が懸念される応援グッズの使用も禁止される。
全北現代モータースやソウルイーランドFCなど週末に試合を控えた各クラブは、当該試合の前売りを7月29日から開始する。
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