韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツにはとある大原則がある。
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それは、投手交代のタイミングを“加重疲労度”によって決めることだ。
加重疲労度は監督やコーチたちの感覚ではなく、これまでの実際の登板記録を土台とする。
ロッテ率いるホ・ムンフェ監督は、「同じ投球数でも疲労度には差がある。三者凡退でイニングを終えた場合と走者を出した場合で違うし、得点圏に走者がいる場合にはより力を込めなければならない」とし、「コーチたちと一緒に加重疲労度のデータを見ている。数字はうそをつかない」と説明した。
この概念は、最近のロッテの早急な投手交代によって証明された。先週末に行われたサムスン・ライオンズとの3連戦の内、18日と19日それぞれに登板したロッテの先発投手は、どちらも3イニングだけ投げてマウンドを降りたのだ。
投球数も83球、91球と、100球以上投げられるスタミナが求められる先発投手の基本条件を考えるとそれほど多い方ではない。先発が早くに降板すれば、それに合わせてブルペンも稼働しなければならない。
救援陣へ負担がかかる恐れのあるロッテの交代策には、周囲からも疑問符が付けられた。
こうした声に対し、ホ監督は「8~90球を投げただけでも、90~100球を投げたとの同じような疲れが出るときがある。そこで安打を多く放たれる」とコメント。
そして、「チームのクオリティコントロールコーチを通じて加重疲労度データを確認している。数字で見れば正確にわかる。外部から見ればタイミングがおかしいかもしれないが、これは勝利の確立を高める一つの案だ」と明らかにした。
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