Kリーグに復帰した元韓国代表キ・ソンヨン、試合出場はいつ頃?「試合感覚だけ引き上げれば」

2020年07月24日 サッカー #Kリーグ
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元韓国代表のキ・ソンヨンが韓国Kリーグに帰ってきた。いつ彼がプレーする姿をKリーグで見ることができだろうか。

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FCソウルは去る7月19日、公式発表を通じてキ・ソンヨンとの契約に合意したと伝えた。翌日7月20日にはメディカルテストを実施。キ・ソンヨンは7月22日に終了した夏の移籍市場を前にすべての手続きを終え、“古巣”に帰ってきた。

多くのファンが期待している試合は、FCソウルと蔚山現代の対戦だ。蔚山現代には冬の移籍市場でKリーグに復帰したイ・チョンヨンがいる。過去、FCソウルで呼吸を合わせた“双竜”の直接対決に多くの期待が寄せられている。

ファンの期待は“Kリーグ復帰組”の直接対決

しかし現在、FCソウルと蔚山現代の置かれた状況が違うため、今シーズンに対戦するチャンスは最大でも1回との予測が出ている。

蔚山現代のイ・チョンヨン

第12節の現在、蔚山現代はKリーグ1位(勝ち点29)で、FCソウルは下位である11位(勝ち点10)と苦戦を強いられている。FCソウルの逆襲で上位スプリットに進出し、蔚山現代と対戦する可能性もあるが、今のところその可能性は低い。

そのためファンは8月30日、蔚山文殊競技場で開かれる蔚山現代とFCソウルの試合で、“双竜”の直接対決が実現することを願っている。

あとは両選手が8月30日の試合に出場できるかどうかという点だ。第12節現在、9試合3ゴール1アシストを記録しているイ・チョンヨンは問題ないだろう。ただ3月7日にスペイン・マジョルカのユニホームを着て、8分間プレーしたのが最後であるキ・ソンヨンが心配だ。

この間、足首の負傷もあり、キ・ソンヨンのパフォーマンスについて心配する声も多い。それでもキ・ソンヨンは入団手続きが終わり次第、試合に出ることが予想される。

「試合感覚だけ引き上げればOK」

去年の冬からキ・ソンヨンのコンディションをチェックし、手助けしてきたCHA医科大学校ホン・ジョンギ教授は、「ハードウェア的な筋肉はまったく問題ない。慢性的なハムストリングの症状もない。足首も大丈夫」とし、「(キ・ソンヨンが)自主隔離後の2週間、フィールドとウェイト、機能回復トレーニングなどを私たちと行った。あとは試合感覚だけ引き上げれば良い」と説明した。 

キ・ソンヨン

特にホン教授は「シュートも確認してみたが、全体的にキ・ソンヨンはキ・ソンヨンだった」とし、「サッカー監督たちが見れば、“コンディションが上がった”と評価するほど」と絶賛した。

キ・ソンヨンは長期間、試合に出場していないため、実戦感覚の面では不安が残る。計11年間プレーしてきたセルティック、スウォンジー・シティ、ニューカッスル・ユナイテッド当時と比較すると、彼の競技力が落ちるのも事実だろう。

ホン教授は「FCソウルに入団してすぐ90分間プレーできるわけではないが、以前の競争に比べれば楽なので、すぐに競技力が上がってくるだろう」とし、「キ・ソンヨン本人も5~6試合ほどプレーすれば、十分に試合感覚を取り戻すことができると言っていた」と耳打ちした。

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