7月20日(日本時間)、ロレックス女子ゴルフ世界ランキング(WWGR)理事会は、4カ月ぶりに更新された女子ゴルフの世界ランキングを発表した。
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これまで新型コロナウイルス感染症の影響で世界各地の大会が中断されてきたが、韓国や日本でツアーが再開され、アメリカでも今月から再開予定であることから、公平性を考慮し集計された。
今回発表された世界ランキングは、去る5月11日から遡及適用し、再び集計した数値だ。
理事会のヘザー・デイリー・ドノフリオ氏は「WWGR理事会は、前例のない時期に大会に参加しようがしまいが、大半の選手にとって公正となる解決策を見出そうと検討してきた。各大会の日程が不確実なため、選手個々人の出場実績に焦点を合わせるのが最も合理的と判断した」と説明した。
世界ランキング1位は前回と変わらずコ・ジンヨン(25)がキープ。次いで2位にネリー・コルダ(21・アメリカ)、3位にパク・ソンヒョン(26)がランクインした。
そのほか、キム・セヨン(27)が6位、キム・ヒョージュ(25)が10位、パク・インビ(32)が11位、イ・ジョンウン6(24)が13位、ユ・ソヨン(30)が14位と韓国勢が上位を占めた。
韓国は世界ランキング15位以内に7人もの選手がランクイン。来年、東京五輪が開催されることを想定すれば、この先激しい順位争いが繰り広げられるものとみられる。
オリンピックでは、世界ランキング15位以内に含まれた選手のうち、一国からは4人まで出場できる。
米国女子ツアーで活躍するトップクラスの選手たちがオリンピック出場に照準を合わせているなか、韓国女子ツアーの再開によってパク・ヒョンギョン(20)が急浮上した。
新型コロナによる各大会中止を受け、世界ランキングが凍結された3月16日時点では94位だったパク・ヒョンギョン。
今回、去る5月の「第42回KLPGAチャンピオンシップ」(5月14~17日)で優勝して52位まで引き上げると、直近に行われた「ISドンソ釜山オープン」(7月10~13日)でシーズン2勝目を獲得し、順位を30位にまで引き上げた。
韓国女子ツアーの次戦は、7月30日から8月2日にかけて済州島で行われる「済州サンダースマスターズ」である。
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