パク・ヒョンギョン(20)が、初代チャンピオンのタイトル獲得と同時に、今シーズン2回目の優勝トロフィーを掲げる最初の選手となった。
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パク・ヒョンギョンは、韓国女子ツアーの国内第8戦「ISドンソ釜山(プサン)オープン」(7月11~13日、賞金総額10億ウォン=1億円)で延長戦の末に頂点に立った。
予備日の13日に組まれていた第3ラウンドは雨天によって中止に。そのため、13アンダーの141打で首位タイに並んでいたイム・ヒジョン(20)とパク・ヒョンギョンが16~18番ホールで直接対決を繰り広げた。
16~18番ホールは両者ともにパーで決着つかず、最後は18番ホールでのサドンデスをパク・ヒョンギョンが制した。
パク・ヒョンギョンは、今回初開催となった「ISドンソ釜山オープン」の初代チャンピオンのタイトルを獲得。優勝賞金2億円(約2000万円)を加え、賞金ランキングで1位(4億5076万ウォン=4507万円)に浮上した。
去る5月に行われたシーズン初のメジャー大会かつ国内開幕戦の「第42回KLPGAチャンピオンシップ」から、約2カ月ぶりとなる優勝となった。
パク・ヒョンギョンは優勝者インタビューで「早いうちに2勝を達成できて、戸惑いがあって実感もわかない。悪天候の中で成し遂げた優勝なだけになおさら嬉しく、意義深い。自分自身に満足できる優勝」と喜びをあらわにした。
そして、「初優勝のときは嬉しくて胸がいっぱいになったのが大きかった。今ももちろんそうだけど、最後優勝を決めるパットの後は泣きそうになるよりは嬉しい気持ちの方が大きかった」と続けた。
優勝争いを繰り広げたイム・ヒジョンとは同じ2000年生まれだ。「ヒジョンとはコースの外でも仲良しで、ツアー選手の中でも最も親しい一人。試合が終わって少し申し訳ない気持ちもあったけど、ヒジョンがおめでとうと言ってくれてとてもありがたかった。本当にお疲れさまと伝えたい」とパク・ヒョンギョンはコメントした。
また、海外ツアー進出の計画については「もし3勝を勝ち取っても、まだ進出する計画はない。もし海外に進む計画があれば、25歳ぐらいにJLPGA(日本女子ツアー)に挑戦してみたい」と宣言。イ・ボミやアン・シネ、キム・ハヌル、ユン・チェヨンらが活躍してきた日本の舞台への意欲も示した。
パク・ヒョンギョンは最後に、「ツアープロを引退するまでケガ無くツアーでプレーすることが目標だ。もちろん、世界ランキング上位圏やJLPGAの経験にも興味はある。でも、韓国のすべての国民にパク・ヒョンギョンの名前を知ってもらうことが究極の目標」と力強く自身の目標を語った。
次戦の韓国女子ツアーは、来る7月30日から8月2日にかけて済州島で行われる「済州サンダースマスターズ」(賞金総額8億ウォン=約8000万円)である。
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