モウリーニョ監督がボーンマス戦後のオンライン会見で途中退席…記者からの質問「聞こえない」

2020年07月10日 サッカー #欧州サッカー
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トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督が、プレミアリーグ第34節のボーンマス戦後に不適切な行動をした。イギリスメディア『デイリー・メール』が報じている。

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同メディアによると、ボーンマスとの試合を0-0のスコアレスドローで終えた後、モウリーニョ監督はオンラインで行われた記者会見にヘッドセットを着用して出席した。

だが、技術的な問題によって取材陣とモウリーニョ監督との間で円滑な疎通が取れず。この事態に、モウリーニョ監督がヘッドセットを外して退席してしまったという。

モウリーニョ監督(写真はエバートン戦)

ある記者がモウリーニョ監督に質問が聞こえるかどうか尋ねたところ、彼は「聞こえない」と短く返したという。質問が聞こえなければ返事もできないはずだが、記者からの問いに答えたのを見るに、最初から聞こえていなかったと考えるのは難しい。

結局、試合結果に満足できなかったモウリーニョ監督が、意図的に記者会見を避けたと見ることもできる。

モウリーニョは監督としての義務を果たさなかった

現在、トッテナムはリーグ9位(勝ち点49)と中位にとどまっている。ヨーロッパリーグ出場圏内の5位マンチェスター・ユナイテッド(勝ち点58)とは勝ち点差が9も離れた。

残り4試合でこの順位を覆すことは不可能に近い。このままでは、トッテナムは来シーズン欧州の舞台に立てない可能性が高い。

とはいえ、モウリーニョ監督はプロチームの指揮官として、メディアに対し試合に関するブリーフィングを行う義務がある。

いくら満足のいかない試合結果だったとしても、メディアを通じて大衆が知りたがっている点を解消させ、チームが進もうとする方向を説明しなければならない。

彼は自身がすべき義務を果たさなかった。以前から度々突発的な行動をしていたとしても、ただただ残念な行為だ。

『デイリー・メール』も、「モウリーニョ監督が一つも質問を受けずに去った」と不満を表した。

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