日本国内で新型コロナウイルス感染者数が再び増えているなか、プロ野球の観客入場が解禁されることを韓国メディアも報じている。
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7月9日、東京都は一日で224人の感染者が確認された。去る4月17日に記録した206人を上回り、これまでで最も多い数字となった。
こうした状況でも、日本のプロ野球は7月10日から観客の入場が制限付きで再開される。
日本野球機構(NPB)が発表したマニュアルでは、球場ごとの最大収容人数は5000人とされている。それを基に、例えば10日開催の福岡ソフトバンクホークス対楽天イーグルス戦は、会場であるPayPayドームの最大収容人数が1500人と設定されている。
韓国メディアが問題に挙げているのは、「無症状の感染者が球場に出入りする可能性を排除できない点」だ。
本紙『スポーツソウル』のチャン・ガンフン記者は「NPB観客入場許容、五輪開催の野心に国民の犠牲?」と見出しを打つと、次のように伝えた。
「オリンピック延期決定後に支持率が急落した安倍晋三首相の立場としては、プロスポーツや大規模イベントに観客を入場させ、自国民に“安全な日本を実現した”という認識を植え付けることが急がれるだろう」
「“安全な日本”であることは、“安全なオリンピック”を開くために必須となる前提条件だ。だが、安倍政権の思惑がかえって自国民を危険に陥れるのではないかと憂慮される」
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