平昌五輪スピードスケート韓国代表選手を暴行した元コーチ…悪魔の正体「小学1年生の頃から…」

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彼女は「ストレス障害、うつ病、パニック障害、睡眠障害などで精神科の治療を受けており、私の父親も同じだ」と、自分だけでなく家族まで苦しんでいることを伝え、「再びこのようなことがないように、強力な処罰を望む」と訴えた。

この日の法廷では、彼女があらかじめ送信していた嘆願書も公開された。

それによるとチョ・ジェボムは、▲シム・ソクヒのスケートの刃の角度を(競技力が落ちるように)意図的に変えた▲平昌五輪女子1500m決勝当日、入館証もなしに競技場である江陵アイスアリーナに現れてライバル選手Aをコーチした後、逃走した▲2017-2018シーズンのワールドカップ大会ではAを押し上げるよう要求したという。シム・ソクヒは、14年間の師弟関係であったチョ・ジェボムが、国際大会で自分が悪い結果に終わるように暴行したと主張したわけだ。

2月17日の女子1500m予選で転倒したシム・ソクヒ。彼女はチョ・ジェボムの暴行による脳震盪が原因で、レース中に転倒したと主張している

一方、チョ・ジェボム側の弁護人は「弟子が良い成績を出せるように暴力を使ったことはあるが、悪い結果のためにしたことはなかった」と反論。チョ・ジェボムは「拘置所で多くのことを考えた。私の間違った行動で被害者に消えない傷を与え、後悔している。シム・ソクヒが私を恨んで憎む気持ちを理解する。シム・ソクヒの目の前に二度と現れないように、反省して生きていく」と述べた。

シム・ソクヒは同日、陳述しながら、自分の右側にいたチョ・ジェボムを一度も見ることなく、法廷を後にした。2審の判決宣告は、来年1月14日午後2時に開かれる。

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