韓国女子バレー昨季リーグ1位の美人中心選手2人「キム・ヨンギョンとの対戦が楽しみ」

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韓国女子バレーの現代建設ヒルエステートに所属するヤン・ヒョジンとコ・イェリムが、“女帝”キム・ヨンギョンが加入した興国生命スパイダースとの対戦を期待している。

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2010-2021シーズン、Vリーグ女子の最大の話題は興国生命スパイダースの戦力だ。

興国生命にはVリーグ最高のレフトであるイ・ジェヨンが所属している。そこにFA市場を通じてセッターのイ・ダヨンを迎え入れ、さらにキム・ヨンギョンまで獲得し、最高の攻撃ラインを構築した。さらに外国人選手ルシア・フレスコがいて、キム・セヨンとイ・ジュアが担うセンターラインも盤石だ。

興国生命スパイダースは現在、1敗もしないのではないかといわれるほど強力な優勝候補に挙げられている。他のチームは、脅威に感じざるを得ない。

去る7月2日、京畿道・龍仁(ヨンイン)でインタビューに応じたヤン・ヒョジンとコ・イェリムも、「興国生命が強いのは明らかだ。歴史に残るチームではないかと思う」と口をそろえた。

“女帝”キム・ヨンギョンとの対戦が楽しみなワケ

だからといって2人は、興国生命スパイダースを恐れてばかりいるわけではない。まだ試合をしたこともないし、具体的なチームカラーも現れていないだけに、やってみなければわからないという思いだ。

インタビューに応じたヤン・ヒョジン(左)とコ・イェリム

ヤン・ヒョジンは「興国生命を優勝候補と見るのは当然だが、他のチームも黙ってはいないだろう。私たちも自分たちなりに良いチームを作るために努力している。スポーツはどうなるかわからないもの」と、迎え撃つ意欲に満ちていた。コ・イェリムも「むやみに心配していない。やってみればわかるのではないか」と淡々と語った。

2人はいずれもキム・ヨンギョンとの対戦に期待している。

ヤン・ヒョジンはデビュー当時から韓国代表でキム・ヨンギョンと呼吸を合わせた“チームメイト”だ。プライベートでも親しく、キム・ヨンギョンのYouTubeチャンネルにもよく登場する。

ヤン・ヒョジンは「韓国復帰を悩んでいるときから、あれこれ会話を交わした。本当に戻ってくるとは思わなかった。驚いたのは事実」とし、「実際のところ想像がつかない。オンニ(姉さんという意味)はいつも仲間だったし、同じチームでプレーする選手だった。練習以外で相手コートに立つ姿を見たことがなかった。今、本当の敵として会うのがぎこちない。それでも期待は大きくなる。私たちはオンニを防ぐために分析し、努力する関係になった」と言って笑った。

コ・イェリムの場合、最近のテレビ番組でキム・ヨンギョンと初めて会った。

コ・イェリムは「オンニがとても良く取りまとめてくれた。アイドルのような方なので、不思議だった」と笑顔を浮かべ、「大変だろうが、試合をしながらオンニからたくさん学ぼうと思う。どうしても私がオンニの攻撃をたくさん防がなければならないようだ。容易ではないが、さらに成長するきっかけにしたい」と述べた。

昨季はリーグ1位もコロナの影響で…

ヤン・ヒョジンにとって今シーズンは、これまで以上に重要だ。現代建設ヒルエステートは昨シーズン、リーグ1位となったが、新型コロナの影響でチャンピオン決定戦が行われず、残念な気持ちが大きい。さらに2021年には東京五輪も予定されている。

ヤン・ヒョジンは「残念な気持ちが大きい。せっかく優勝するチャンスだったのに。次シーズンはもっと頑張りたい。興国生命もいるが、私たちもプライドを守るために努力しなければならない。加えてオリンピックの準備もしっかりしたい。私もすでに30代前半だから、今回が最後のオリンピックになる可能性もある。ヨンギョン姉さんも入ってきたので、しっかりと準備したい」と覚悟を明らかにした。

コ・イェリムも新たな挑戦に乗り出す。現代建設は外国人選手のレフト、エレーヌ・ルソー(ベルギー)を迎え入れた。チョン・ジユンまでレフトの役割を担う予定で、競争が激しい。テレビ出演で認知度上昇中のコ・イェリムも、選手として神経を使わなければならない部分が増えた。

コ・イェリムは「SNSのフォロワーが多く増えた」と笑顔を見せたが、「あまり気にはしていない。次シーズンだけを考えている。プロ選手として競争は当然、勝ち抜かなければならないもの。私は自分のポジションで最善を尽くしたい」と述べた。

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