リュ・ヒョンジンや山口俊が所属するトロント・ブルージェイズは、本拠地であるカナダでホームゲームを行うことが困難との見方が出ている。
【写真】山口とリュ・ヒョンジンの「寂しすぎるキャッチボール」
AP通信は7月1日(日本時間)、「トロント・ブルージェイズが本拠地トロントでメジャーリーグの試合を行うことが難しくなった」と報じた。カナダ・オンタリオ州の観光、文化、スポーツ担当長官の言葉を引用し、メジャーリーグの試合進行計画が容易ではないと見た。
ブルージェイズがトロントでホームゲームを行うためには、他球団が絶えずアメリカとカナダの国境を越えて行き来する必要が生じる。それが最大の障害になると考えられている。アメリカとカナダの国境は現在、人の移動を制限しており、入国者については14日間の義務隔離を実施している。
オンタリオ州のスポーツ担当長官は、「(メジャーリーグは)他の種目に比べて移動が多いため、さらに複雑だ。現在は連邦政府と議論中」と明らかにした。
ブルージェイズ側もトロントでのトレーニングとホームゲームを行うことを目標としたが、米フロリダ州で練習する案についても言及した。
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