“韓国のファン・ダイク”を代表監督とガンバ大阪キム・ヨングォンが絶賛!「欧州で通用する」

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 “韓国のファン・ダイク”ことキム・ミンジェ(23、北京国安)をサッカー韓国代表パウロ・ベント監督も高く評価している。今すぐヨーロッパに行っても競争力があるとの信頼を寄せている。

複数のビッグクラブからラブコールを受け、ヨーロッパ進出が現実味を帯びてきたキム・ミンジェは過去3年間、自らの実力を着実に証明してきた。

【注目】なぜキム・ミンジェがトッテナムに移籍する可能性が高いといえるのか

2年前のロシアW杯を控えて負傷して韓国代表から落選したことは残念だったが、Aマッチをはじめ、Kリーグ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)などを通じて“脱アジア級”のパフォーマンスを披露した。

アジアの舞台では対戦相手がいないという評価が大げさではないほど、圧倒的な守備力を見せた。しかも一時的な活躍ではなく、継続的に高いパフォーマンスを披露している。

ベント監督「必ず欧州で通用する」

韓国代表監督に就任後、2年余りキム・ミンジェを見守ってきたベント監督も彼の実力を認めている。

ベント監督(左)とキム・ミンジェ

韓国代表事情に明るい複数の関係者によると、ベント監督は「キム・ミンジェはヨーロッパで通用する。大丈夫だ」と口にしていたという。

ある関係者は、「ベント監督はキム・ミンジェがヨーロッパで通用すると確信している。普段からそんな言葉をたくさん口にした。早く欧州に渡って実力を証明し、より成長することを期待している」と述べた。

ポルトガル代表の選手として活躍し、またポルトガル代表やスポルティングCPなど複数のチームを率いた指導者の評価であるだけに、意味が大きい。実際にポルトガルのメディアでは、名門FCポルトがベント監督からキム・ミンジェの情報やアドバイスを得て“争奪戦”に乗り出すとの報道が出た。キム・ミンジェの欧州進出に、ベント監督が直接的、または間接的に肯定的な影響を与えているわけだ。

ベント監督は就任後、キム・ミンジェを韓国代表の主力センターバックに指名して活用している。ベント監督が2年間で行ったAマッチ25試合のうち、キム・ミンジェは23試合に出場した。2019年もカタールW杯アジア2次予選の4試合、そして東アジアサッカー連盟(EAFF)E-1チャンピオンシップ3試合に出場した。

信頼がそれほど大きい。身長190cmの恵まれたフィジカルを誇り、圧倒的な守備力とスピード、パス能力、ひるまない精神力、闘争心まで備えているため、ヨーロッパが求める人材であることは明らかだ。

ベント監督だけでなく、韓国代表でセンターバックのパートナーを務めるガンバ大阪のキム・ヨングォンもキム・ミンジェを賞賛し、より大きなステージに行くことを望むと話したことがある。

キム・ヨングォンは昨年末、本紙『スポーツソウル』とのインタビューで「代表チームで良い選手とたくさんプレーしたが、(キム・)ミンジェは違う。自由に動き、ボールを遮断するプレーが素晴らしい。体が大きいのにスピードがあり、パスも上手だ。すごい選手であることは明らかだ。代表チームで出会った最高のパートナーで、韓国サッカーに必要な存在だ。今よりもっと大きな存在になってほしい」と期待感を隠さなかった。

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