ソン・フンミンが所属するイングランド・プレミアリーグのトッテナムが、韓国代表DFキム・ミンジェ(北京国安)の獲得戦で先頭に立っているとの報道が出た。
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英メディア『フットボール・ロンドン』は6月23日の報道を通じて、トッテナムがキム・ミンジェの獲得を積極的に推進しているという事実を知らせた。同メディアは「プレミアリーグの複数のクラブがキム・ミンジェに関心を示しているが、トッテナムが獲得レースでリードしている」と報じた。
キム・ミンジェがヤン・フェルトンゲンの代替候補として浮上するなか、韓国代表のチームメイトであるソン・フンミンがキム・ミンジェ獲得の助けになると分析したりした。
キム・ミンジェは現在、欧州クラブから少なくない関心を受けている。
プレミアリーグのトッテナムとアーセナル、エヴァートン、ワトフォードをはじめ、イタリア・セリエAのラツィオ、ポルトガルの名門FCポルト、オランダのPSVアイントホーフェンなどの有名クラブが、キム・ミンジェ獲得に動いた。事実上、幅広い競争体制が形成された格好だ。
キム・ミンジェは不動の韓国代表DFで、フィジカルとスピード、運動能力、1対1の能力、さらにビルドアップまで備えた長所の多い選手だ。最近3~4年間の活躍を通じて実力はある程度、検証を終えた。1996年生まれと若く、将来性も十分だ。さらにジャカルタ・アジア大会の金メダルで兵役恩恵まで受けた。ヨーロッパに進出する環境は申し分ないといえるだろう。
移籍金もヨーロッパでプレーするディフェンダーとして手頃なほうだ。
北京国安はキム・ミンジェの移籍料として1500万ユーロ(約18億円)を策定した。アジアの舞台で見ると多額だが、欧州の移籍市場ではよく見られる規模だ。むしろキム・ミンジェは他のヨーロッパのディフェンダーに比べて、コスパがいいと見ることができる。だからこそ複数のクラブが獲得に乗り出しているわけだ。
韓国の複数の情報源によると現在、トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督がキム・ミンジェ獲得に直接関与しているとの声もある。キム・ミンジェもプレミアリーグ移籍を希望しており、北京国安との交渉だけスムーズに行われれば、移籍成立の可能性は十分だ。
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