女子バレーの“美人双子姉妹”が優勝宣言⁉ 同チームでプレーする最大のメリットとは【インタビュー】

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女子バレー韓国代表には双子の美人姉妹がいる。今季から代表だけでなく、Vリーグでも同じチームに所属するイ・ジェヨン&イ・ダヨンだ。

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新型コロナウイルスの影響で2019-2020シーズンが早期終了された後、韓国バレー界に最初に聞こえた大きなニュースは、プロ6年目のイ・ジェヨンとイ・ダヨンが同じチームでプレーすることになったことだろう。現代建設ヒルエステートでプレーしていたイ・ダヨンを興国生命スパイダースが獲得したのだ。

レフトとセッターでそれぞれ最高のパフォーマンスを見せている双子が同一チームに所属することになっただけで、次シーズンの優勝チームは興国生命スパイダースと誰もが予想した。

さらに11年ぶりに韓国リーグ復帰した“女帝”キム・ヨンギョンまで興国生命スパイダースに合流し、2020-2021シーズンは一強になるのではないかとの評価を受けている。

イ・ジェヨン(左)とイ・ダヨン

優勝するための選択をしたイ・ダヨン

イ・ダヨンは個人とチームの目標を「統合優勝」(リーグ優勝+チャンピオン決定戦制覇)と強調した。

先立って2018-2019シーズンに興国生命で統合優勝を成し遂げたイ・ジェヨンが内心うらやましかったというイ・ダヨンは、「勝つために興国生命に来た。無条件で“統合優勝”したいと思う」と述べた。

今後10年以上、選手生活を過ごす見通しのイ・ダヨンは「毎年優勝して集めた優勝リングを10個ほど溶かして金歯を作ってみたい。そんな自分だけのセレモニーをしてみたい」と笑った。

イ・ジェヨンもまた、多くのタイトルを希望した。すでにイ・ジェヨンはトリプルクラウン、最優秀選手(MVP)、ベスト7など個人賞のタイトルをすべて手にした。しかし次シーズンも個人賞タイトルを取りたいとの思いが強い。

イ・ジェヨンは「統合優勝はもちろん、個人賞ももっと集めたい。タイトルは何個あっても欲しい」と目を輝かせた。

6年ぶりに再会した双子、期待されるシナジー効果

双子の姉妹は、小、中、高を通して同じチームで汗を流し、プロデビューした。その後、イ・ジェヨンは興国生命スパイダースに、イ・ダヨンは現代建設ヒルエステートでプレーしたが、今季から6年ぶりに同じチームで呼吸を合わせることになった。

イ・ジェヨンは「家族ではなく選手として見たとき、(イ・)ダヨンが合流したことでプラスになる要素が多い。性格が明るいので、チームの雰囲気も以前より明るくなった。運動するとき、選手たちに力を与えてくれる存在なのでいい」と賞賛した。

イ・ダヨンも「選手として一緒にプレーできること自体が光栄で感謝している」と付け加えた。

お互いをよく知っているため、同じチームとしてコート上に立つだけでも、相手には脅威だ。2人は「呼吸が合う」とし、「細かい部分についても目を見るだけで合わせることができる」と異口同音に同一チームでプレーする利点を強調した。

予想以上に大きく変化した興国生命スパイダース

興国生命は強力な攻撃陣を揃えたことによって、すでに優勝候補の筆頭に数えられるが、油断は禁物だ。世間の評判を「プレッシャーになるしかない」という興国生命パク・ミヒ監督は、むしろ気を引き締めている。去る5月4日から選手たちを招集し、トレーニング中の興国生命は、一段階高いレベルに上がるために毎日汗を流している。

強度の高いトレーニングにイ・ジェヨンとイ・ダヨンは、「今のトレーニングは本当に厳しい」と訴えている。特にイ・ジェヨンは「監督が突然、変わった。きつい女性に変わった」と伝えた。

イ・ダヨンは「本当に大変だ。(パク・)サンミ先輩も同じ思いだった。体力的に大変なのではなく、技術的に難しくなった。難易度がより高くなった」と明らかにした。

ただ裏を返せば、強力な攻撃陣がトレーニングまで厳しく行っているため、世間で半分本気で語られている興国生命スパイダースの“無敗優勝”の可能性はさらに高まっている。

イ・ダヨンは「“無敗優勝”なんて望んでもいない」と断りつつも、「期待に応えようとオフシーズンを準備している。私たちがどれだけハードに過ごし、盤石な準備をしているのかお見せしたい」と力を込めた。

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