韓国男子プロバスケのKBLに属する原州(ウォンジュ)DBプロミが、アジア人選手枠として中村太地(22)と契約を締結した。KBLで史上初となる日本人プレーヤーの誕生だ。
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原州DBプロミは中村と契約期間1年、年俸5000万ウォン(日本円=約5000万円)で契約を締結し、入国のための手続きを進める計画だという。
チームは、190cmの長身にスピードを兼ね備えるガードポジションの中村が守備面で特に活躍してくれることを期待している。
中村のKBL移籍を報じた本紙『スポーツソウル』のイ・ウンヒ記者は、彼の経歴を以下のように説明している。
「福岡大学附属大濠高校、法政大学を卒業した中村は、日本代表にも選抜され2018年ジャカルタ・アジア大会にも出場した経験がある。昨シーズンは京都ハンナリーズの選手として41試合に出場し、6.3得点(3Pシュート成功率39.4%)、2.1リバウンド、2.7アシストを記録し、主力として活躍した」
また、KBL初の日本人プレーヤー誕生のニュースは韓国のネット上でも話題に。「DB優勝確定」「DBは強くなる」「日本代表が来るなんて最高!」「通訳はどうするんだろう」「日本の才能が原州に」と歓迎するコメントが相次いでいた。
中村が加入する原州DBプロミは、1996年に「原州ナレ・ブルーバード」というチーム名で創立。その後、数度の名称変更を経て、2017年から現在の「原州DBプロミ」として活動している。
2019-2020シーズンは首位を走っていたが、新型コロナウイルス感染症によってリーグが早期中止に。ソウルSKナイツともに優勝認定のされない“1位タイ”という結果に終わっていた。
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