ACL出場権を得た大邱FC、“降格候補”の下馬評を覆した2つの原動力とは

2018年12月11日 サッカー #Kリーグ
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大邱FCはシーズン序盤、なかなか初勝利をあげることができなかったし、シーズン中盤まで降格圏を脱出できないでいた。文字通り危機的状況だったわけだが、大邱FCはそれでも若い選手を起用し続けた。目の前に現実より未来がもっと重要だという、クラブの哲学を体現した判断だった。

大邱FCは今シーズンのリーグ戦で18人の出場選手のうち、23歳以下の選手を平均6~7人は入れた。試合によっては、23歳以下の選手が10人以上を占めることもあった。FAカップ決勝の2試合でも、キム・デウォン(21)、チョン・スンウォン(21)、チャン・ソンウォン(21)、キム・ウソク(21)など、23歳以下の選手たちが4人もベストイレブンに名を連ねた。

キム・デウォン、チョン・スンウォン、チャン・ソンウォン、キム・ウソク、コ・ジェヒョン、イム・ジェヒョク、パク・ハンビンなど23歳以下の選手たちは、今シーズン多くの経験を積んでチームの中心として成長した。

大邱FCはエドガル(Edgar Silva)やセシーニャ(Cesinha)ら外国人ストライカーがエースとしてスポットライトを浴びたが、若手選手の支えがあったからこそFAカップ優勝という結果を達成できたといえる。

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