約7年ぶりに韓国プロ野球のマウンドに立った元阪神タイガースのオ・スンファン(38)が、復帰戦を終えて心境を明かした。
6月9日のサムスン・ライオンズ対キウム・ヒーローズ戦で、オ・スンファンは8回にサムスン5番手の投手として登板した。
先頭打者パク・ジュンテに2塁打を浴び、ソ・ゴンチャンを四球で塁に出すなど二死一、三塁のピンチもあったが、失点なくイニングを乗り切り成功的に復帰戦を終えた。
試合後、オ・スンファンは「本当に久しぶりにマウンドに上がった。登場曲(『Lazenca, Save Us』)も久しぶりに聴いて昔を思い出したが、1点差だったし、逆転もあり得た状況だったから、他のことには神経を使わなかった。初球から二塁打を打たれたが、運良くイニングを防げた」と振り返った。
続いて、「韓国の舞台に復帰したときは、初球は無条件でストレートと考えていたし、そのようにインタビューしたこともある」とし、「(対戦したいバッターに挙げた)イ・ジョンフとはシーズン中にいつか相手にすると思う。インタビューでは“力対力”で相手するとは言ったが、捕手のリードに合わせたい」と気の利いたコメントを残した。
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