闘病中のユ・サンチョルにアン・ジョンファンが涙ながらのエール「いつか監督同士で…」

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アン・ジョンファンがユ・サンチョルへの思いを告白し、涙を流した。

【写真】Jリーグでも活躍したアン・ジョンファン、現役時代の驚きのモデル姿!

6月7日に放送されたJTBCのスポーツバラエティ『ムンチョヤ・チャンダ』で、サッカーをはじめとする韓国スポーツ界のスターが闘病中のユ・サンチョルに向けて映像で応援メッセージを伝えた。

『ムンチョヤ・チャンダ』とは、元サッカー韓国代表のアン・ジョンファンが監督を務め、プロ野球やプロバスケの英雄から五輪メダリストなど韓国スポーツ界の往年のスターを集結させチームを結成し、草サッカーチームに挑むという内容のスポーツバラエティ番組である。

「いつか本物のプロチームを率いて…」

昨年11月、すい臓がんのステージ4という診断を受けたユ・サンチョルは闘病中もKリーグ1(1部)で仁川ユナイテッドFCを率い、チームを1部残留に導いた。その後、本格的な抗がん治療のため仁川の監督を退任し、すべての活動を中断していた。

そして、5月31日放送の『ムンチョヤ・チャンダ』でユ・サンチョルは約半年ぶりに公の場に姿を現し、好転した様子の近況を伝え、多くの視聴者を喜ばせた。

抗がん治療中でも『ムンチョヤ・チャンダ』への出演を積極的に推進したユ・サンチョルは、「家の中や病院にいるよりも、青い芝生の上にいた方が良い」と明らかにし、真のサッカー人としての面貌を表した。

そんなユ・サンチョルに向けて、2002年日韓W杯で活躍したサッカー韓国代表のレジェンドたちが特別な応援メッセージを伝えた。

(写真=JTBC)涙を流すアン・ジョンファン(上段)と口を覆うユ・サンチョル(中段)

なかでも、アン・ジョンファンは「ヒョン(“兄”を意味する韓国語)と一緒に代表チームでプレーしたときが懐かしい」と回想すると、「いつか本物のプロチームを率いて、ユ・サンチョル監督が率いるチームと対決したい」と切なる望みを語った。

雨の中、自身のビデオメッセージを見ていたアン・ジョンファンは涙をこらえきれない様子だった。

誰かの頼もしいチームメイトであり、また尊敬される先輩としてサッカー人生を送って来たユ・サンチョル。彼を応援し、支持する人々の心がそのまま感じられた撮影現場は感動に包まれていた。

メッセージを受けとったユ・サンチョルは、目頭を赤くしながら「これ以上弱い姿を見せたくない。治療を頑張って必ず勝ち抜く」と応えた。

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