韓国Kリーグで今シーズン、まだ初勝利をあげられていないクラブがある。彼らの第5節の願いは、無条件で“勝利”だ。
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第4節までを終えたKリーグ1では、計4チームがまだ勝利を飾っていない。3分1敗の大邱FC、2分2敗の釜山アイパークと仁川ユナイテッド、そして1分3敗の光州FCだ。1勝もあげられていない4クラブは、リーグ順位も当然下位にランクインしている。
第5節での勝利が切実だ。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で、試合数が従来の38試合から大幅に減った27試合となったため、1試合における重要性が増した。序盤のつまずきをまったく無視できない状況なのだ。
未勝利4チームのうち、最初に第5節を行うのは仁川ユナイテッドだ。
仁川ユナイテッドは6月5日19時30分に江原FCと対戦する。仁川ユナイテッドは前節、浦項スティーラーズに1-4の大敗を喫した。第6節の相手がKリーグ最強チームの全北現代であるだけに、是が非でも勝利が必要だろう。
6月6日には、釜山アイパークが尚州尚武FCと第5節を行う。釜山アイパークは最近2試合で蔚山現代、水原三星と引き分けており、Kリーグ1に適応する姿を見せている。結果はもちろん、内容も悪くない。尚州尚武FCは簡単な相手ではないが、ここ2試合の競技力を発揮できれば勝利はそう遠くない。
また6月7日には光州FCが水原三星と、大邱FCが城南FCと対戦し、今シーズン初勝利に挑戦する。
昇格チームである光州FCは開幕から3連敗したが、第4節では強豪・蔚山現代と引き分け、自信を得た。昨年2部リーグで見せた組織力が発揮されてきているため、水原三星戦でも善戦が期待される。
一方の大邱FCは、最近上昇気流に乗っている城南FCを迎えるだけに、容易ではない試合となるだろう。大邱FCはここまでの4試合でわずか2ゴールにとどまっており、攻撃力に不安がある。対戦する城南FCは4試合1失点と守備が良いチームだ。
いずれにしても第5節を通じて未勝利のクラブが減るのか、注目してみたい。
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