“フェノメーノ(怪物)”の異名を持った元ブラジル代表FWロナウド(43)のことを、かつて一緒にプレーした選手たちは「最高の選手」と評価する。
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6月3日(日本時間)、イギリスメディア『ザ・サン』は、ロナウドを高く評価した彼の元チームメイトたちのインタビュー内容をまとめた。
ロナウドはFIFA最優秀選手賞を3度、バロンドールを2度受賞し、ブラジル代表で2度のワールドカップ優勝を経験(1994年アメリカ大会、2002年日韓大会)。
クリスティアーノ・ロナウド(35・ユベントス)やリオネル・メッシ(32・バルセロナ)が登場する以前の“世界最高のサッカー選手”と評された。
そんな彼と現役時代から親しい元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏(47)は、「ロナウドを知り始めたのは1993年からだ」と述べた。
2002年から2007年までの5年間レアル・マドリードでプレーし、ロナウドと苦楽を共にしたR・カルロス氏。「練習が終わったら、私が彼の家に行くか、彼が私の家に来て一緒に多くの時間を過ごした」と当時を振り返る。
また、最近ではロナウドの現役時代の実力について、「C・ロナウドやメッシよりも“ユニーク”」と評価していた。
1996-1997シーズンにバルセロナでロナウドとプレーしたオスカル・ガルシア氏(47)の証言もあった。
ガルシア氏は「私は幸運にも彼のいくつかのゴールを近くで見ることができた。彼がどれだけ速く動くかを確認した。そのうえ、ゴールを祝うために彼を捕まえることすら難しかった。彼はゴールを決めた後も相変わらず早かった」と回想した。
さらに、「ロナウドは謙遜さが目立った。彼は全員と同じように接した。いつも笑って冗談を言った」とし、「メッシが(バルセロナに)来る前まで、あのスピードでドリブルする選手は見たことが無かった。私には素晴らしい仲間が多かったが、ロナウドは疑う余地なくそのトップ3に入る」と絶賛した。
また、バルセロナ時代のチームメイトである、現エスパニョール監督のアベラルド氏(50)も「バルセロナにはたった1シーズンしかいなかったが、彼の最高のシーズンだったようだ。当時、彼はまだ20歳だった」と褒めたたえた。
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