元阪神タイガースのオ・スンファンに対する絶対的な信頼「2軍で検証する必要がない」

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「2軍で検証する必要がない選手だ」

サムスン・ライオンズのホ・サムヨン監督が、元阪神タイガースのオ・スンファンに対する絶対的な信頼を強調した。

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いつの間にか復帰まで残り1週間となったオ・スンファンは、6月2日のLGツインズ戦から1軍選手団に同行している。復帰に先立ってフューチャーズリーグ(2部リーグ)で実戦を消化するのが一般的だが、オ・スンファンは他の実戦登板もなく、すぐ1軍に投入される予定だ。

ホ監督は6月2日の試合を控えて、「今すぐオ・スンファンをどう起用するかについて話すことはできない。それでも状況を見て、クローザーとして使う日がすぐに来るだろう」と述べた。

最速6月9日の試合で登板が見られる

オ・スンファンは、来る6月9日のキウム・ヒーローズ戦から始動する。

過去に海外遠征賭博で72試合の出場停止処分を受けたオ・スンファンが、懲戒を終える日だ。2013年の韓国シリーズ以来、7年ぶりに韓国プロ野球KBOリーグのマウンドに立つことになる。

6月2日、トレーニングに励むオ・スンファン

復帰時点が近づいているが、特別なプロセスはない。仲間たちと一緒にトレーニングし、ライブピッチングを通じて投球のバランスと球威を引き上げている。

ホ監督は「スンファンに2軍での検証は必要ないと思う。スンファンは2軍での検証を必要としない選手」とし、「2軍で実戦をしなくても、1軍に上がるのに問題がないと判断した」と明らかにした。

オ・スンファンは、春季キャンプ期間中は当初予定されたシーズン開幕日(3月28日)から計算して5月の登板を準備したが、開幕戦が5月5日へと遅れたため、それに合わせてペースを調節した。

サムスンはリーグ最強の投手陣に?

ホ監督は「スンファンは着実にブルペンピッチングを行ってきた。個人的にスンファンのブルペンピッチングを見たのは、キャンプまでだ。しかしまったく心配していない。彼には特別に注文することもなく、言うべき言葉もない」とし、「もちろん選手は競技力が最も重要である。しかしスンファンは競技力のほか、選手団全体に良いお手本となる選手だ。スンファンと選手たちを互いに適応させることは、すでにキャンプで終えた」と説明した。

サムスン・ライオンズは6月2日の試合前までチーム防御率4.98で、同部門のリーグ3位となっている。ウ・ギュミン、チェ・ジグァン、イム・ヒョンジュン、キム・ユンス、ノ・ソンホ、イ・スンヒョンなどの活躍で、良質なブルペン陣を構築した。

オ・スンファンが合流すれば、リーグ最強のブルペンとなる可能性まである。ホ監督が思い描く青写真も同じだ。

彼は「スンファンが9回の抑え投手として定着した瞬間、これまでの必勝パターンが前倒しになると思う。現在7、8、9回を担っている投手が、1回ずつ、前倒しで投げることになる」と、オ・スンファン合流によって起こるシナジー効果を期待した。

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