「優勝した直後に出場する大会なので、いつもと違う気持ちで試合に臨むことができそうだ」
韓国女子ツアー史上、最大規模(賞金総額30億ウォン=約3億円)で開かれた「KLPGAチャンピオンシップ」(5月14~17日)を制したパク・ヒョンギョン(20)が、すっきりとした気持ちで次の大会を準備中だ。
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韓国女子ツアーは5月28日、今シーズン3大会目となる「E1チャリティーオープン」(5月28~31日、賞金総額8億ウォン=約8000万円)を迎えた。
パク・ヒョンギョンは、「今回のコースはピンの位置に基づいたグリーン攻略が重要だ。戦略をしっかり立ててパットだけ決まれば、良い成績を期待できる」と自信を見せた。
パク・ヒョンギョンだけでなく、国内外のトップスターにも注目だ。
昨シーズンの韓国女子ツアーで賞金女王など6冠を達成したチェ・ヘジン(21)は、「今シーズンの2大会は物足りなさが多かった。成績よりも、自分自身のプレーが気に入らなかった。KLPGAチャンピオンシップから1週間のトレーニング時間があっただけに、今回の大会では物足りなさを残さないようにすること」と、優勝への意志を表わした。
チェ・ヘジンにとっては、2017年にアマチュア資格で参加して通算8アンダー、2位タイと好成績を出した舞台だけに、自信がみなぎっている。
日本から韓国に入ってKLPGAチャンピオンシップに出場し、2位タイを記録したペ・ソンウ(26)は、再びトップに挑む覚悟だ。2016年のE1チャリティーオープンで、ツアー初優勝を達成した記憶は今も残っている。
ペ・ソンウは「優勝したときは通算20アンダーだった。自分のベストストアだ」とし、「その記憶がまだ生々しい。良い思い出のある大会に参加できて、うれしい。自分自身との戦いを通じてトップ10入りをひとまずの目標にし、最終ラウンドで勝負をかける」と強調した。
米国女子ツアーで活躍中のキム・ヒョージュ(24)も、「6年ぶりに参加するので、緊張と胸の高鳴りが交差する。調子は今から上がってくると思うが、最善を尽くす。KLPGAチャンピオンシップは4位だったので、今回は優勝に挑戦する」と明らかにした。
E1チャリティーオープンは今回、4ラウンドの大会として行われる。大会参加選手全員に、LSネットワークス商品券30万ウォン(約3万円)分が支援される。
“チャリティーオープン”であるだけに、出場選手が賞金総額の10%である8000万ウォン(約800万円)を寄付し、主催社のE1も8000万ウォンの慈善基金をもうける。また大韓赤十字社に1億ウォン(約1000万円)相当のLSネットワークス商品券を、社会福祉施設に6000万ウォン(約600万円)を寄付することを決定した。
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