サムスンがインテルの新しいメインスポンサー候補の一つに考えられている。5月27日(日本時間)、国際サッカー専門メディア『Goal.com』イタリア版が報じた。
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同メディアは『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道内容を引用し、次のように伝えた。
「インテルの若き会長であるスティーブン・チャンは2021シーズンからともに戦う新たなスポンサーを探している。数十年間インテルの胸スポンサーを務めてきたピレリと別れを告げ、中国などのアジアブランドに焦点を当てている」
イタリアのタイヤメーカー大手であるピレリは、1995年からこれまで長期にわたってインテルのスポンサーを務めてきた。
しかし、今のセリエAではインテルよりも多額のスポンサー収入を得るクラブが増えている。
インテルがピレリから年間1000万ユーロ(日本円=約11億円)を受け取っているのに対し、同国の盟主ユベントスはJeepから年間4200万ユーロ(日本円=約49億円)を受け取る。
他にもサッスオーロ(1800万ユーロ=約21億円)やACミラン(1400万ユーロ=約16億円)、ローマ(約1100万ユーロ=約12億円)と、インテルのスポンサー収入よりも高いことがわかる。
そこで、インテルも新たなスポンサー候補の検討を始めたようだ。
『Goal.com』は新たなメインスポンサー候補に中国企業のエバーグランデやアリババを挙げつつ、「韓国のサムスンもインテルのスポンサーになる可能性がある」と示した。
インテルが定めるスポンサー収入の目標は、現在ピレリから受け取っている1000万ユーロの3倍である3000万ユーロ(約35億円)だという。
サムスンは去る2005年から2015年までの10年間、イングランド・プレミアリーグのチェルシーの胸スポンサーを務めた過去がある。果たしてインテルの新たなメインスポンサーはどの企業になるのか、今後も注目が集まる。
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