“3度の飲酒運転”カン・ジョンホに海外メディアも注目。母国復帰の可能性をどう見ている?

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韓国プロ野球復帰を図っているカン・ジョンホ(33)に海外メディアも関心を示している。

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ネクセン・ヒーローズ(現キウム・ヒーローズ)を経て2015年1月にピッツバーグ・パイレーツと契約し、メジャーリーグ進出を果たしたカン・ジョンホは、飲酒運転事故によって選手キャリアでも重要な時期を丸々無駄にしてしまった。

その後、2019年8月に放出されたカン・ジョンホは、メジャーでの再挑戦を望むも新天地が見つからず、結局韓国野球委員会(KBO)に任意脱退解除を申請し、本格的な復帰手続きの準備を始めた。

KBOはカン・ジョンホと関連した懲罰委員会を5月25日に開き、懲戒の程度を決める予定だ。彼が韓国プロ野球に復帰できるかどうかも、懲戒水準に影響される見通しだ。

海外メディアが共通して報じていることは…

カン・ジョンホ復帰の噂に海外メディアも反応した。

アメリカ最大の移籍情報サイト『MLBトレード・ルーマーズ(MLBTR)』は、5月23日(日本時間)に以下のように報じた。

「パイレーツでプレーしたカン・ジョンホが、韓国プロ野球復帰を望んでいる。だが、具体的にどのような計画があるかは正確にはわからない。3度の飲酒運転が問題だ」

「飲酒運転によってメジャーリーグでのキャリアを台無しにした。韓国プロ野球から少なくとも3年停止の懲戒を受ける可能性もある。33歳からさらに3年待つことは大変だ」

比較的詳細にカン・ジョンホの詳細を整理した同メディアは、「カン・ジョンホ側は3年の失格適用は不当という立場を示している。3度目の飲酒運転摘発はパイレーツ時代だったから、という理由だ。カン・ジョンホ側のアピールが受け入れられたなら、90試合の出場停止懲戒となるかもしれない」と付け加えた。

カン・ジョンホ

また、アメリカのスポーツサイト『ファンサイデッド』では「(韓国プロ野球復帰は)言うのは簡単でも実行は難しい。3年の失格処分を受けた場合、カン・ジョンホは36歳で復帰できる。彼の法律代理人は、カン・ジョンホがパイレーツ時代に3度目の摘発を受けたため、“三振アウト”の懲戒は適用外だと主張している」とし、賞罰委員会の争点である懲戒の程度が論じられた。

台湾メディアも注目しているようだ。『UDN』は「仮にカン・ジョンホが3年未満の懲戒を受けたとしても、また別の問題と向き合うだろう。カン・ジョンホとの優先交渉権を持つキウムが世論の圧迫を乗り越え、彼の復帰を受け入れるかどうかを見守ることだ」とし、前所属チームのキウムとカン・ジョンホの関係性にスポットライトを当てた。

海外メディアは、共通してカン・ジョンホの韓国プロ野球復帰に懐疑的な視線を向けている。韓国内の世論と同じく、3度も飲酒運転で摘発された過去が、母国復帰の大きな障害になると予想されている。

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