サッカー韓国代表のパウロ・ベント監督は12月4日、来年1月にアラブ首長国連邦(UAE)で開催されるアジアカップに向け蔚山(ウルサン)で行われる冬季転地トレーニングのメンバー23人を発表した。
ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)やファン・インボム(大田シチズン)ら、これまで“ベント号”で地道に名を連ねてきた選手たちが重用された。
サイドバックのキム・ジンス(全北現代)は、ロシア・ワールドカップ以後、初めて代表チームに召集された。
また、ハン・スンギュ(蔚山現代)、チョ・ヨンウク(FCソウル)ら4人の若手選手は、A代表初招集となった。
ただ、今回は欧州組は除外され、日本や中国などでシーズンを終えた選手とKリーガーだけが招集された。
ベント号は11日から蔚山で合宿練習を行い、その後アジアカップの最終メンバーを確定。UAEへは22日に出国する予定だ。
今回の転地トレーニングでは、アジアカップの最終メンバー入りに向けたし烈な競争が繰り広げられるだろう。
選出されたメンバーは以下の通り。
GK
チョ・ヒョヌ(大邱FC)、キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)
DF
キム・ミンジェ(全北現代)、キム・ヨングォン(広州恒大)、クォン・ギョンウォン(天津権健)、パク・ジス(慶南FC)、イ・ヨン(全北現代)、キム・ムンファン(釜山アイパーク)、パク・チュホ(蔚山現代)、ホン・チョル(水原三星)、キム・ジンス(全北現代)
MF
ファン・インボム(大田シチズン)、チュ・セジョン(牙山ムグンファ)、イ・ジンヒョン(浦項スティーラーズ)、ハン・スンギュ(蔚山現代)、キム・ジュンヒョン(水原三星)、チャン・ユンホ(全北現代)
FW
ムン・ソンミン(仁川ユナイテッド)、キム・スンデ(浦項スティーラーズ)、ナ・サンホ(光州FC)、ファン・ウィジョ(ガンバ大阪)、チョ・ヨンウク(FCソウル)
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