今年の韓国女子ツアーで賞金ランキング1位と2位だった女子ゴルファーが、いずれも来シーズンから海外でプレーすることになった。賞金ランキング1位で、今年の米国女子ツアー「クォリファイング(Q)シリーズ」を1位で通過したイ・ジョンウンに続き、賞金ランキング2位のペ・ソンウも来年、日本女子ツアーに舞台を移す。
ペ・ソンウは去る11月30日、兵庫県の東急グランドオークゴルフクラブで行われたファイナルクォリファイングトーナメント(QT)で、通算3アンダーの14位を記録。QTで40位以内に入れば、来年の日本女子ツアーの全試合の出場権を得ることができ、ペ・ソンウは余裕を持って日本進出に成功した。
ペ・ソンウは洗練されたアイアンショットを武器に、今年のメジャー大会である「ハイトジンロチャンピオンシップ」と「ハイワンリゾート女子オープン」を制した。以前から日本進出の夢を明らかにしていたペ・ソンウは、シーズンの合間に日本に渡ってQTを受けた。サードQT(A地区)を1位通過したペ・ソンウは、ファイナルQTを14位として、日本進出のチケットを手に入れた。
ペ・ソンウ側は「来年の韓国女子ツアーにはタイトル防衛戦の2大会をはじめ、3、4試合に出場する予定」と明かした。ペ・ソンウと同じくファイナルQTに挑んだアン・シネ、ユ・ヒョンジュ、イ・ソンファらは、日本女子ツアーの出場権獲得に失敗している。
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ペ・ソンウの日本進出によって韓国女子ツアーは来季、賞金ランキング1位と2位がいないなかで行われる。最近は東南アジアに市場を拡大し、アジア最高のツアーを越えて世界最高のツアーを目指す韓国女子ツアーとしては、やや盛り上がりに欠けることではある。
これに対してゴルフ界の関係者は、「韓国女子ツアーは選手層が厚く、スター性を持った選手も多いので、2人がまとめて抜けたとしても大きな影響を受けないだろう。今までもそうだったように、新しいスターが登場して再び興行を導くと思われる。チェ・ヘジン、キム・アリム、パク・キョルらから、すでにその兆しが見られている」と述べた。
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