世界中で唯一の正規ゴルフ大会となる韓国女子ツアー「KLPGAチャンピオンシップ」を開催する楊州(ヤンジュ)レイクウッドカントリークラブが、注目を集めている。
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5月14日から始まるKLPGAチャンピオンシップは、韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)が「コロナ克服、大韓民国ファイティング」というサブタイトルをつけて開催するメジャー級の大会で、今シーズン初めて開かれる正規ツアー大会だ。
レイクウッドCCのマーケティングを担当するナ・ドヨン本部長は、「世界中の人々が見守る今年最初のメジャー級のゴルフ大会を誘致することができて光栄だ」とし、「大会期間中は選手たちの健康のために、彼女たちの技量と同じくらいワールドクラスなラウンジを準備する」と抱負を明らかにした。
レイクウッドCCは、世界的なゴルフコース設計家のDavid M. Daleが設計したコースで、アメリカのメジャー大会が行われる名門ゴルフ場に最も近いコース設計として脚光を浴びている。2年連続で韓国女子ツアーのメジャー大会を誘致して、名門ゴルフ場としての地位を固めている。
新型コロナの余波で世界的にゴルフ界が停滞したなかで開かれる大会であるだけに、関連会社ル・メリディアン・ソウルホテルの核心人材まで合流してタスクフォース(TF)を構成し、万全の準備を進めている。
特に選手たちが最も懸念する衛生面での万全を期すために、一流ホテルだけが保証することができる緻密で体系的な衛生対策を用意した。
まず、すべての選手たちには練習と休息を取ることができる特別なラウンジスペースとして“アーバンレンジ”を提供する。レイクウッドCC内に位置する新しいライフスタイルゴルフ練習場“アーバンレンジ”は、2019年の「KLPGAチャンピオンシップ」でも選手たちから賛辞を受けた。
今年は出場選手たちの安全で快適な練習のために、全長203mのドライビングレンジに64の最新式の打席を設け、選手間の打席を1つずつ空けて使用することで感染予防に備える。
注目すべきは、安全な屋外に設けられた2階建ての屋上テラスをリラックス空間として設けている点だ。屋外テラスは試合前後の軽い運動やストレッチをはじめ、ホテルのシェフが用意したデザートと一緒にティータイムが可能な空間に作られる。
また選手と関係者の安全のための徹底した防疫を実現するために、アーバンレンジの入口には韓国初のウォークスルー(Walk through)特殊UV殺菌設備を設置する。すべての参加者は1次的にUV殺菌消毒器を通過してアーバンレンジに入場し、その後、熱画像カメラを通じて発熱状態を確認することになる。
この他にも、選手たちが通るすべての動線に消毒剤や消毒ティッシュを設置するなど、新型コロナ対策に万全を期している。
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