Kリーグの世界的な関心が異例に高まっていることが、オンラインを通じてわかった。
5月8日に開幕したKリーグに世界の耳目が集まる。新型コロナウイルス感染症の拡散によってサッカーが中断された状況で、韓国はプロリーグを再開、あるいは開幕した数少ない国だ。シーズン再開を待つほかの国の立場としては、大きな関心を持たざるを得ないのかもしれない。
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世界最大のインターネット検索サービスであるグーグルを見てみると、Kリーグが世界的に話題を呼んでいることが確認できる。
特定の検索語がどれだけ話題となり、どの地域で関心を持っているかを指標として示すグーグル・トレンドというサービスがある。
検索語の「Kleague」は5月7日まで、有意義な水準には上昇しなかった。
しかし開幕当日の5月8日15時に、初めて関心度が20を超えた。以降の時間帯では関心度が爆発し、開幕時間の19時には100になった。試合が終わった20時52分まで、85と高い水準を維持した。
試合が続く約2時間で瞬間的に検索量が上昇したのだ。先の1週間、関心度が1ケタに過ぎなかったことを考慮すると、大幅に増加した結果だ。
地域別に見ると、アフリカで最も関心が高かった。
ザンビアの関心度が100で最も多く、ウガンダ、ケニア、ジンバブエ、ナイジェリアなども上位圏に入った。これらの国々の場合、Kリーグの中継権を購入しなかったため、かえって生中継を見ようとグーグルで検索したサッカーファンが多かった可能性が高い。
参考までに、グーグル・トレンド関心度は、絶対的な検索量を基準にするのではなく、検索語が占める割合が高いという意味だ。普段、アフリカでグーグルを活用するネットユーザーの間でKリーグ検索語の比重が急上昇したという意味だと解釈できる。
アフリカ以外ではオーストラリアの関心度が36と高かった。
オーストラリアは中継権を購入し、アダム・タガートがプレーしているため、大きな関心を示したものと見られる。イギリスの関心度も27で全体7位だった。サッカーの宗主国でBBCが中継したため、より大きな関心を集めたと推測できる。
アジアではシンガポールの関心度が26で最も高かった。アイルランドの関心度は18だったが、17に止まった韓国より高かった。香港(17)、ニュージーランド(16)などもKリーグをグーグルでたくさん検索した国々だった。
興味深いのは関連テーマや検索語として「BBC iPlayer」が急騰したということだ。
イギリス公営放送のBBCがKリーグを生中継したことと関連がある。 オンラインでBBCの生中継を見るために必要なメディアプレーヤーがBBC iPlayerなのだ。BBCのホームページでKリーグを見ようとプレーヤーを設置するために、グーグルに検索したネットユーザーが多かったことがうかがえる。
合わせてゴールを決めた全北現代のイ・ドングッと水原三星のドニール・ヘンリーも関連テーマや検索語に浮上した。
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