いよいよ開幕の時を迎える2020シーズンのKリーグ。
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そんなKリーグは、新シーズンからいくつか規定の変更がなされる。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、今や全世界から注目を集めるようになったKリーグだが、どのような点が変更になったのだろうか。
最も大きな変化と言えば、累積警告による出場停止基準の変更だろう。
以前までは3回の警告で1試合の出場停止処分が科されていたが、今シーズンからは5回の警告で1試合出場停止、その次は3回の警告で再び1試合出場停止となる。
以降は2回警告を受けるたびに1試合の出場停止処分を受けるが、警告が10回以上も累積している場合は、出場停止の他にも追加ペナルティが加えられる可能性がある。
軍隊チームの尚州尚武FC(国軍体育部隊)が今シーズンからU-22選手義務出場規定に適用するようになったことも、注目ポイントの一つだ。
Kリーグは18人の登録メンバーの内、1人以上はU-23選手を含めなければならない規定を設けた2013年を皮切りに、昨年からは年齢を一つ落としたU-22選手の義務出場(選抜1人、候補1人)を推進している。
これまで、尚州尚武は軍隊チームであることを考慮されて義務出場規定の適用を受けてこなかった。ただ、今シーズンからは他クラブと同様にU-22選手の義務出場規定が適用されることになった。
また、“東南アジア(ASEAN)クォーター”なるものがKリーグに新設された。
これにより、各クラブは最大5人まで外国籍の選手(国籍不問3人+AFC加盟国1人+ASEAN加盟国1人)を保有及び出場させられるようになった。
しかし、現時点で東南アジア出身の選手を獲得したクラブはいない。
今シーズンのKリーグは、国際サッカー評議会(IFAB)から公表された新ルールを、世界で初めて開幕戦から適用する。
とはいえ、新ルールは以前と比べて大きな変化はない。PKの状況でGKが「飛び出し」行為をした場合、最初に下される処分がイエローカードではなく「注意」に変更され、ハンドとなる腕の位置を「わきの下」に特定し、オフサイドに軽微な修正が加えられた。
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