Kリーグクラブに交通事故の不運…選手たちは経過観察入院も、開幕戦への影響必至か

2020年04月30日 サッカー #Kリーグ
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5月8日のKリーグ開幕を目前に控えた尚州尚武に、交通事故のアクシデントが起きた。

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尚州尚武の選手団は4月29日午前、新型コロナの検査を受けるために聞慶(ムンギョン)市の国軍体育部隊から車に乗り、尚州市の選別診療所に向かった。

しかし午前10時頃、国道沿いの交差点で選手たちが乗った車が信号違反をした1tトラックと衝突。選手が乗った車両は衝突後、ガードレールにもぶつかった。

この車両には、U-20ワールドカップなどで活躍したオ・セフンをはじめ、チョン・セジン、キム・ボソプら5人の選手が乗っていた。幸いなことに選手たちに大きな怪我はなかったが、ドライバーを務めたクラブマネージャーは顔の部位を骨折した。

選手に怪我はないが入院

事故直後、選手たちは聞慶市の2つの病院に移送され、精密検査を受けた。検査の結果、交通事故による外傷はないことが確認された。ただ被害車両が大破するほどの衝撃を受けたため、入院をしながら経過を見守っている。

(写真提供=韓国プロサッカー連盟)尚州尚武

尚州尚武の関係者は、「選手たちは大丈夫だというが、事故の衝撃は少なくないとみられる。病院側は一日、二日程度は入院して見守ろうと。入院期間が長くなることはないようだ」と述べた。

Kリーグは来る5月8~10日に開幕ラウンドを行う。尚州尚武は5月9日、蔚山現代とのアウェー戦でシーズンを開始する。

尚州尚武は開幕戦の準備に余念がない状況で、交通事故という不運に遭った。何よりも車に乗っていたオ・セフン、チョン・セジン、キム・ボソプらは、尚州尚武の22歳以下(U-22)の選手たちで、チームの戦力にも大きな影響を与えるものと思われる。

尚州尚武は今シーズンからU-22義務出場規定に従う。前出の関係者は「選手たちに怪我がなかったことは不幸中の幸いだ。ただ22歳以下の選手たちが練習できない状況が発生し、その点は残念だ」と話した。

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