開幕目前のKリーグでショッキングな事故が起きた。Kリーグ1（1部リーグ）の尚州尚武（サンジュ・サンム）の選手たちを乗せて移動中だった車両が交通事故を起こし、大騒ぎになった。
尚州選手団は4月29日午前、聞慶（ムンギョン）に位置した国軍体育部隊から車両を分けて分乗し、新型コロナ検査のために尚州市に位置する選別診療所に向かうところだった。
午前10時頃、国道沿いの交差点で、選手らが乗ったワゴン車を、信号違反をした1tトラックが衝突する事故が起きた。選手団の車両は1次衝突の後、ガードレールにぶつかって2次衝突まであったという。チーム関係者は「選手や車両破損の程度が深刻なものと聞いている」と話した。
この車両には昨年のＵ-20ワールドカップや今年1月のＵ-23アジア選手権で活躍したオ・セフン、チョン・セジン、キム・ボソプなど5人の選手が搭乗したという。
選手たちに大きな怪我がないことは確認されているが、現在、聞慶と尚州の病院で精密検査を受けているところだ。
ただ、運転していたマネージャーは顔面部位の骨折を負ったと報じられている。同関係者は「選手らは大丈夫のようだが、一応検査結果を見なければならないようだ。怪我はないものの、精神的な衝撃も少なくないだけに、継続して状態を見守る必要がある」と明らかにした。
Kリーグでは来月5月8日～10日から開幕ラウンドが行われる。その開幕を控えて最後の準備の真っ最中に、突発的なアクシデントに見舞われた尚州の今後が心配だ。
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