米国女子ツアーに参戦中の韓国ゴルファー勢が、母国のツアーに出場するかもしれない。
キム・セヨン(27)、イ・ジョンウン6(23)、キム・ヒョージュ(24)らが所属するマネジメント会社の関係者は、4月23日にゴルフ専門メディアを通じて「KLPGAの大会に出場する予定だ」と明かした。
米国女子ツアーに参戦していた彼女らは、新型コロナウイルス感染症の影響で今シーズンの大会が全面中断となったことで、韓国にとどまっていた。
去る4月16日、韓国女子プロゴルフ連盟(KLPGA)は韓国女子ツアーの今季メジャー初戦となる「KLPGAチャンピオンオンシップ」を5月14日から開催することを発表。
その際、KLPGAのキム・サンヨル会長は、「協会が先頭に立って大会を開催することが、選手だけでなく、スポンサー、放送局などゴルフ産業関係者にも最も良い案だ」と説明していた。
チャンピオンシップはタイトルスポンサーを付けず、賞金総額23億ウォン(日本円=約2億3000万円)を出場選手144人全員に分け与えるようにする予定だ。優勝賞金は1億6000万ウォン(約1600万円)だ。
キム・セヨンはチャンピオンシップで得た賞金を、全額寄付に回す予定だという。キム・ヒョージュ側は「チャンピオンシップが成功裏に終われば、今後開かれる国内大会へのモチベーションにもなると思い、出場を決めた」と経緯を話した。
同じく米国女子ツアーに参戦している世界ランキング3位のパク・ソンヒョン(26)は、現在出場を検討しているという。
一方、“ゴルフ女帝”パク・インビ(31)や世界ランキング1位のコ・ジンヨン(24)は、6月中旬に再開を見込んでいる米国女子ツアーへの準備のため、チャンピオンシップ不参加を決めている。
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