アメリカ・プロゴルフPGAツアー挑戦中の“韓国男子ゴルフの希望”イム・ソンジェ(22)が、4月22日(日本時間)に『AP通信』を通じて近況を伝えた。
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現在、新型コロナウイルス感染症の影響ですべてのスポーツが“オールストップ”状態にある。
イム・ソンジェはルーキーシーズン以降、9カ国に加えてアメリカ19州を回った。米2部ツアーでは17週連続でプレーするなど、ハードなスケジュールをこなしていた。
しかし、今シーズンは日本男子ツアー初年度の2016年以来、長い休暇を送っている。
ザ・ホンダクラシックでPGA初優勝を獲得し、アーノルド・パーマー・インビテーショナルでも3位という好成績を収めていただけに、突然の“ストップ”には惜しさもあるだろう。
とはいえ、依然としてフェデックスカップのポイント首位はイム・ソンジェが堅持している。2位ジャスティン・トーマス(26・アメリカ)は55ポイント差で突き放し、世界ランキング1位のロリー・マキロイ(30・イギリス)とは279ポイントもの差をつけている。
イム・ソンジェは「自分の力でポイントを貯められた。現在のフェデックスカップでの位置がとても嬉しい」と語ると、「この危機下でも地域のゴルフ場が閉鎖されていないのが幸いだ。ほぼ毎日ゴルフをしている。再開日さえ決まるのであれば、僕はいつでも準備ができている」と明かした。
現在、フロリダ州タンパで滞在中のイム・ソンジェは、最近では新たな趣味である“釣り”に没頭しているようだ。
「今まで釣りをやったことなかったのだが、休息期に何回かやってみたらかなり面白かった」と話すイム・ソンジェは「ナマズを何匹か釣り上げた。次は海釣りに挑戦して、大物を釣ってみたい」と抱負を明かした。
そんなイム・ソンジェは、アメリカに定着する構想をしているという。候補地はジョージア州アトランタが有力だ。
現在とどまっているフロリダ州はアメリカ東部最南端に位置しているが、ジョージア州はすぐ上側にあるため、比較的近い距離にある。
これについてはイム・ソンジェも、「TPCシュガーロープで練習したが、周辺環境がきれいで静かだった。韓国料理の店もそれほど遠くなく、アトランタ空港からは韓国はもちろんトーナメントが開催されるすべての場所に直行できる」と良い感触を感じているようだ。
『AP通信』はイム・ソンジェのコメントに付け加えて、「彼はおそらく、そこでもいくつか立派な釣り場を探すことだろう」と伝えた。
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