日本球界の北海道日本ハム・ファイターズやかつて韓国プロ野球のSKワイバーンズを率いたトレイ・ヒルマン前監督(現マイアミ・マーリンズのコーチ)や、韓国人初のメジャーリーガーであるパク・チャンホ(引退)が、アメリカ最大のスポーツチャンネルESPNでKBOリーグを解説したらと想像するだけでも楽しい。
実際、近い将来にそのような姿を見ることができる可能性が高まっている。
ESPNが韓国野球委員会(KBO)にKBOリーグの中継権購入の手続きを打診したというニュースを本紙『スポーツソウル』が4月13日に最初に報道した後、実現可能性に関心が集まっている。
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KBOは「具体的な議論はまだ行われていない」と拡大解釈を警戒したが、『スポーツソウル』の取材の結果、ESPNは契約準備に合わせて解説者を探していることが確認された。
KBOリーグが早ければ来月5月1日に開幕すれば、中継権交渉にも弾みがつく可能性が高い。
韓国はすでに4月21日からチーム間の交流戦を行い、新型コロナウイルス感染症の拡散を見守りながら、生活防疫体系の下で安全に野球を見て楽しめる方法を探しに入った。
ESPNもKBOリーグが開幕に向けて早く動き出すと仮定し、水面下で中継する対戦カードを具体化しているようだ。
KBOの関係者は4月14日、「もしKBOリーグが5月初めまたは中旬に開幕すれば、ESPNと中継権契約を結ぶ確率が高まると見ている」と話した。
KBOリーグの開幕日が確定すれば、ESPNもこれに合わせて編成表を考慮して契約を進める。5月中旬までメジャーリーグやプロバスケットボール(NBA)が行われる確率は低く、KBOリーグが有力代替案に浮上した理由がそれだ。
KBOリーグはアメリカ人の立場としては耳慣れないリーグだが、関心要素がいくつかあるのも特徴だ。