ロナウドのルーキー時代をマンUコーチが回想「まるでスポンジ」

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「ロナウドはまるでスポンジだった」

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マンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めるマイク・フェラン氏が、クリスティアーノ・ロナウド(35・ユベントス)と過ごした当時を振り返り、このように語った。

フェラン氏は最近、ユーチューブチャンネル『ザ・コーチング・マニュアル』を通じ、2009年夏までの6シーズンのロナウドの成長過程を振り返った。

ロナウドは、マンUで3度のプレミアリーグ優勝に加えてUEFAチャンピオンズリーグ優勝も勝ち取った。通算292試合118ゴールをたたき出し、その後活躍の場をレアル・マドリードへと移した。

フェラン氏はスポルティング・リスボンからマンUへとやってきた当時のロナウドを思い返し、「スポンジのようだった」と表現した。

そして、驚きの集中力で毎日のトレーニングに全力を尽くし、コーチや周囲のアドバイスを一気に吸収した点について、フェラン氏はこう語る。

「我々が彼に要求したものの中には、自らではやりたくないものもあっただろう。だが、我々は彼をチームプレイヤーに作り上げるべく努力した。最初が受け入れてくれないこともあったが、最後は受け入れてくれた」

イ・チョンヨン(写真右)と競り合うマンU時代のロナウド

個人技に長けていたロナウドはマンU時代、華やかさと同時に利己的なプレーでファンや世論から批判を受けたことがある。しかし、着実にチームに適応しつつも自身の技術を最大限高め、世界最高の選手へと飛躍するきっかけを生み出した。

フェラン氏は、ロナウドがコーチ陣のみならずフロントとも頻繁にコミュニケーションを取り、自身の成長に助けとなる部分は積極的に受け入れた点も再度強調した。

そして、「多くの人がロナウドの成長に影響を与えたが、最も影響力があったのは彼自身だった。彼のモチベーションは幻想的だった」と、ロナウド自身の姿勢を高く評価した。

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