今年2月の公開当時、国内で大きく賛否が分かれたサッカー韓国代表の新エンブレムと新ユニホーム。
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エンブレムは既存のデザインから一層シンプルなものに変貌し、ホームユニホームはグラデーションを基調に波のデザインが施された。
“白虎の威風堂々した姿からインスピレーションを得た”アウェーユニホームは、大胆な白虎柄があしらわれている。
このデザイン変更に、韓国のサッカーファンからは「私はいいと思う」「斬新ではあるが…」「元に戻してくれ」とさまざまな反応が寄せられた。
アウェーユニに至っては、「白虎ではなくシマウマでは?」といった辛辣な声もあったほどだ。
新ユニホームは当初、3月に開催予定の2022年カタールW杯アジア2次予選で実戦公開される予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で日程が延期となり、新ユニホームのお披露目も先延ばしとなっている。
そんな韓国代表新ユニホームへの評価は、最近になって風向きが変わりつつある。
イギリスメディア『ミラー』はこのほど、公式インスタグラムで「皆が外に出られるようになり、サッカーが戻ってきたら、韓国(のユニホーム)は何よりもかっこよく見えるだろう」と綴り、韓国代表の新ユニホームの画像を掲載した。
これを受け、韓国の各メディアも反応を見せている。
通信社『NEWSIS』は「英メディア、韓国代表ユニホームを好評」と題し、新ユニホームの評価について以下のように報じた。
「破格的なユニホームの変身に、国内サッカーファンの最初の反応は良くなかった。しかし、外部の評価は肯定的だ。太極(テグク)からインスピレーションを受けたパターンと、韓国神話において力と勇気を象徴する白虎のエンブレムが、ファンに愛されることになるだろう」
新型コロナによって各国リーグ戦も代表Aマッチもストップ状態にあるが、次に韓国代表がピッチ上に姿を現したときは、今回の新ユニホームを着用しているかもしれない。
実際に選手が着用した姿を見たとき、韓国のサッカーファンの評価も多少なりとも変わるだろう。一刻も早く新型コロナが終息し、新たなユニホームで躍動する選手の姿を見たいものだ。
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