新型コロナウイルスの余波で各国のサッカー界が財政難に陥りながら、選手たちの価値にも悪影響が及んだ。
サッカー選手の移籍や年俸を扱う『Transfermarkt』は4月9日(日本時間)、最近の更新データを引用しながら、選手の価値がコロナの影響で大きく減少したと発表した。
全世界を合わせて90億ユーロ(約1兆655億円)ほど下がったことを示し、特に世界最高のリーグとされるイングランド・プレミアリーグは20億ユーロ(約2368億円)も選手の価値が下落した。
トッテナムに所属するソン・フンミンも、その余波を避けることはできなかった。
2019年12月までに移籍金の価値だけで8000万ユーロ(約95億円)と評価されたソン・フンミンだが、今回は6400万ユーロ(約76億円)と20億円近くも減少した。
2010年にドイツ・ブンデスリーガでプロデビューして以来、ソン・フンミンは過去10年間、一度も価値が落ちたことはなかった。
サッカー選手の価値で世界1位を誇るキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)は2億ユーロ(約237億円)から1億8000万ユーロ(約213億円)に下がり、ネイマール(パリ・サンジェルマン)も1億6000万ユーロ(約189億円)から1億2800万ユーロ(約151億円)に下落した。
前へ
次へ