2度の延期を行った2020年釜山(プサン)世界卓球選手権が、来る9月に開催される見通しとなった。
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4月7日、大会の組織委員会は「新型コロナウイルス感染症の影響ですでに2度延期されている世界卓球について、国際卓球連盟(ITTF)が“9月27日から10月4日までBEXCOで開催すること”を組織委に提案した。組織委は釜山市と協議し、ITTFの提案を受け入れることを決めた」と発表した。
去る3月22日から29日の間に海雲台(ヘウンデ)区のBEXCOで開催予定だった今大会は、新型コロナの影響で6月に延期することを一度決めていた。
しかし、ITTFが6月までに予定されたすべての国際大会を無期限延期としたため、世界卓球の日程も再び白紙となった。
9月開催が決定したことで、時計の針が止まったままの卓球界が再始動する。この間中止されていた準備作業も、順次行われる予定だ。
大会の共同組織委員長である釜山市のオ・ゴドン市長は「9月には新型コロナが完全に終息し、観光都市釜山の名を広め、世界中の人々が新たな希望と休息を楽しめる祝祭ができることを願っている。釜山市も大会成功のため、すべての資源を欠かさない」と意気込んだ。
また、ユ・スンミン共同委員長も「専門的人材及びボランティア確保の計画を再び立て、新たな覚悟で大会を準備する。卓球界史上最高の大会に作り上げたい」と決意した。
ITTFは、今回の世界卓球に北朝鮮も参加する方案を積極的に検討している。
韓国卓球協会は、釜山が来年に延期された東京五輪に参加する各国の代表選手の合宿地となれるよう、協力する予定だ。
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