サッカー韓国代表MFイ・ガンイン(19・バレンシア)に対する世間の期待と評価は依然として変わらない。
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今シーズン、イ・ガンインは周囲の期待に反して目立った活躍を披露できていない。
負傷離脱やポジション争いが重なり、思うような出場機会を得られていないことが原因だ。ラ・リーガ11試合、UEFAチャンピオンズリーグ5試合など合計16試合の出場に留まっている。先発出場に至っては4試合のみだ。
シーズン序盤の監督交代で一定以上の出場機会を得られると予想されていたが、現実は厳しかった。大小度重なる負傷が、イ・ガンインを苦しめた。
満足なシーズンを送れていないイ・ガンインだが、外部からの評価は大きく変わらないようだ。
国際サッカー専門メディア『Goal.com』が3月31日に発表した“2001年1月以降生まれの”若手選手トップ50で、イ・ガンインが7位に選ばれた。
同メディアは「韓国のサッカーファンは、イ・ガンインが6歳の時にテレビ出演し、その才能の片りんを見せつけたことで、彼の才能に間違いがないことをよくわかっている」と紹介した。
また、昨年ポーランドで行われたU-20ワールドカップで2ゴール4アシストを記録し、韓国代表を準優勝に導き自身もゴールデンボールに輝いたこと。その後、飛び級でA代表デビューも果たしたことや、韓国人選手最年少でUEFAチャンピオンズリーグデビューを飾ったことも伝えられた。
日本代表MF久保建英(18・マジョルカ)は、イ・ガンインよりも低い9位にランクインした。だが、今シーズンだけ見ればイ・ガンインよりも久保の方が活躍しているのが事実だ。
昨夏の移籍市場でレアル・マドリードに加入した久保は、現在マジョルカにレンタル中だ。ここまでラ・リーガ24試合3ゴールを記録しており、主力を張っている。
しかし、今回発表されたトップ50ではイ・ガンインの方が高い順位であった。
短期的に見れば伸び悩んでいるようにみえるが、世界のサッカー専門家の間では、イ・ガンインが依然として高く評価されていることを意味しているだろう。
その評価に見合った姿を取り戻してくれることを、イ・ガンインには期待したい。
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