ロナウドが新型コロナの影響でユベントスを退団?伊紙などが報じる

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ユベントスのクリスティアーノ・ロナウド(35)が、新型コロナウイルス感染症の影響によるチームの財政難で契約期間を満たせず、チームを離れるかもしれない。イタリアをはじめとする各国メディアが報じている。

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イタリアメディア『Il Massaggero』によると、ユベントスは新型コロナで資金事情が悪化。7000万ユーロ(日本円=約94億円)程度の年俸をもらっているとされるロナウドを、チームに残すことが容易ではないという。

新型コロナの被害が深刻なイタリアでは経済が停滞している。その影響が、ユベントス含むセリエAのビッグクラブにも及んでいるというのだ。

ユベントスの選手たちは、3~6月の給与を放棄することをクラブと合意した。

とはいえ、主力選手を来シーズンまでチームに残しておけるかは不透明である。その中でも、2022年6月まで契約を結んでいるロナウドは、セリエAで断トツの年俸をもらっている。

昨年7月26日のユベントス対チームKリーグでのロナウド(写真右)

スペインメディア『マルカ』は、「ロナウドの移籍先はパリ・サンジェルマン(PSG)かマンチェスター・ユナイテッド(マンU)だろう」と言及した。ロナウドの移籍金や年俸を支払えるのはこの2クラブということだ。

マンUはロナウドの飛躍の礎となった古巣だ。2003年から2009年にかけてプレーし、プレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグで優勝を経験した。これまでも、ロナウドがレアル・マドリードやユベントスを経るときには度々“マンU復帰説”が騒がれていた。

全世界で猛威を振るう新型コロナが、ロナウドの去就にも影響を与えるのか。サッカーファンの間でも注目が集まっている。

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